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180SXと過ごした時間―① あの頃のわたしと180SX

180SXと過ごした時間―① あの頃のわたしと180SX
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わたしにとってのフラッグシップカー

それは、少し前の話。

26年目の夏がもうすぐ

180SXは、わたしにとってのフラッグシップカー。

この記事を書いている2026年6月現在、事情があって、少し長い時間をかけて手を入れています。

もうそろそろ戻ってくる予定ですが… 待っている時間が長いせいか、このクルマがやって来た頃の事を思い出します。

1998年に納車されたクルマ。だから、本当は「少し前」なんてものではありません。

でも、わたしの中では今につながる記憶なのです。

今日は、そんな話にお付き合いいただけると嬉しいです。

わたしが乗る、180SXを紹介した記事です

S13への儚い憧れ

1997年。あの頃、憧れだったS13シルビアを手に入れた。 前期型のQ’s。

濃紺メタリックの、このうつくしいクルマといつまでも一緒にいたかった。

うつくしいクルマ

購入してから半年ほどしたある日、洗車をしていると、サイドシルに洗車スポンジごと指が入った。

最初は、事態が理解できなかった。

恐る恐るよく見ると、腐食で大きな穴が開いていた。

修理をして戻ってきたシルビアは変わらずうつくしい。

しかし程なく、少し離れた場所に別の錆の盛り上がりを見つけた。

この時、想像以上に錆に侵されているであろうことと、

錆との終わりの見えない戦いが始まることだけは理解できた。

この個体に情を移すこと。

それは、働き始めたわたしにとっては、あまりに過酷な戦いになるということは、想像ができてしまった。

うつくしいクルマを手に入れた、夢。 それは、儚いものであった。

長く乗ってゆくための選択

代わりのS13シルビアを中古で探していた。

新車を買う。その思考は当時、なかった

しかし当時、程度、価格に納得できる個体は既にあまりなかった。

ちょうどその頃、180SXの新車が、オーダーを止めると聞こえてきた。

悩んだ。ボディ形状は異なる。でも、その魂は間違いなくS13である。

幾度となく眺めていたカタログ。(最終型は右側)

周囲のアドバイスもあり、決断した。

1998年9月。新車の180SXを契約した。

それは、可能な限り長く乗りたかったから。

うつくしいクルマの夢を、出来るだけ長く、現実に留めておきたかったからだ。

詳細は長くなるから、またいずれ。

NAを選んだ理由

金銭的な事ももちろんあった。

でも一番は、わたしがわたし自身の性格を理解していたから。

ターボを買えば速い。それはわかっていたけど。

ターボを選んだら、きっとどこまでも先を見たくなってしまう。

仮にステージがサーキットだとしても。 とことんやらないと気が済まないーわかっていた。

その道に進んでしまうと、金銭的にも、いや、それ以上に危険だと感じていた。

だから、エンジンがシャシーを超えないNAを選んだんだ。

やってきた180SX

1998年12月。 わたしのオーダーを受けた180SXがやって来た。

購入して1年程度?既にマフラーとホイールは交換。

ディーラーにS13シルビアを残し、乗り換える。

ディーラーを出るとき、歩道の段差を超えた瞬間、新車のボディの固さを実感した。

一般的に、180SXの方がS13シルビアよりボディ剛性は不利と言われる。

それでも、世に出て9年を経過したシルビアのボディよりも180SXのボディの方が固い。

新車というものを改めて感じた瞬間。

それと同時に、新車を勧めてくれた周囲に本当に感謝した瞬間でもあった。

サーキットへ

S13シルビアの頃からジムカーナ練習会に参加していた。

この180SXでは、さらに先に行ってみたい。 だからサーキットに持ち込んだ。

吊るしのまま、まずはサーキットを走ってみる。

走りの装備に手が入るのに、そう時間はかからなかった。

現地で助手席を外すくらい、夢中だった

上手くなりたい。 格好良く180SXを乗りこなすんだ。

そう思いサーキットに通った。

上手くなりたい気持ち。

サーキットでは、タイムという形で結果を見ることが出来る。

伸びないタイム。思い通りに操れないもどかしい気持ち。

このクルマにはそういうものが詰まっている。

新車から3年。距離は48000キロを数えた。

理想の追求

長く付き合ってゆきたい。

わたしにとって理想の180SXにしたかった。

だから、1回目の車検の頃、このクルマに手を入れることを決意した。

もっと良いフィーリングを。もっと意のままに走ってゆきたい。

それで、ミッション、デフ、ハイカム、ECUと手を入れた。

もっと意のままに、走りたかったんだ

理想に近づく180SX。

だが同時にある感情を持つようになってきた。

失うのが怖い。 理想を追求するために手を入れてことで、走れる車になってきたはずなのに。

その事でこのクルマを痛めつけてゆくのが怖くなってしまった。

そこで考えた。

180SXは180SX。

サーキット練習車を用意すれば。

その頃、営業車で乗っていたスバルヴィヴィオ。

※当時をイメージして加工した画像です

とても素性のいいクルマな事は知っていた。

コレのMTを購入し、サーキットはそれで。と思っていた。 しかし。

次回に続きます

今回は、180SXの記憶についてお付き合いいただきました。

次回は、この続きを取り上げていきます。引き続きお付き合いいただくと嬉しいです。

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