カプチーノのLEDヘッドライトを見直す―③条件に合うバルブを探して
※本記事は筆者が自費購入した商品のレビューです。また、記事内にはアフィリエイト広告を含みます。
カプチーノ特有の「スペース問題」
LEDバルブは確かに明るい!が
前回は、カプチーノのLED化したヘッドライトのスペースについて記述しました。
カプチーノ(EA11R/EA21R)のH3 LED化では、ヘッドライト後端のスペース不足が問題になることがあります。そこで、
今回は、H3バルブの奥行きが干渉する問題について、
・奥行き問題をクリアできるバルブ
・実際の取付
・装着した後の印象 について書いてみます。
なお、わたしが重視した条件は
・H3対応
・ヘッドライト用途
・奥行きが短い
・入手性が良い 以上4つです。
カプチーノオーナー様・その他LEDバルブ換装をお考えの方へのご注意!
今回また前回取り上げた商品は、自費購入(自腹)です。
また、本ブログは以下の作業を推奨するものではありません。同じバルブを使用した際の不具合、もしくは車種製品を問わず、本ブログを見ての作業による不具合の責任を負うことはできませんので、上記、ご承知いただければと思います。以下、読み進めていただく場合はご了解いただけたものとします。
非常に説教じみていて恐縮なのですが、ブログを見ている皆様が安全に趣味を楽しんで頂ける為に、どうぞよろしくお願いいたします。
ご了解いただけない方は→こちら(トップページに戻ります)
カプチーノでは重大な問題の「奥行き」


カプチーノで使用されているH3バルブは、ハロゲンは奥行きのないつくりをしています。
そのため、取付けて配線を接続し、蓋で閉じれば完了。
しかし、LEDに置き換えるとなると、バルブの後端に冷却ユニットが存在するため、奥行き問題が出てきます。
具体的には、写真で見て頂いているバルブの上サイズ(青いもの)でギリギリ、下サイズ(ガンメタのもの)でわずかにインナーフェンダーに干渉する。そのくらいの微妙さであります。
2022年当時は、コレをクリアするバルブがほぼ存在しなかった印象です。
時は2025年(取付当時)。今回、バルブを交換しようとアレコレ調べていると、2022年当時と随分と変わってきたことが判りました。
このバルブ、ここまでコンパクトですが冷却ファンが組み込まれている。
しかも、普及した頃に別体タイプであったドライバーユニットもこの中に入っているとのこと。
これであれば、取付に悩むことも減るのでは、と思いました。

このバルブの「正体」
このバルブ、わたしもTwitter(現X)で知ったものです。

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見ての通りなのですが、「HID屋」ブランドのバルブ。
その中でもコレは「SSシリーズ」というラインアップです。
見ての通りで、このサイズが一番の利点だと思います。
ラインアップはH1/H3/H7。カプチーノであれば、H1が存在するので、LoとHiの色味を揃えやすいと思います。
今回、私が購入を決めた理由の一つが、「カプチーノでの装着実績を確認できた」ことでした。
なかなか適合情報のない、さらに今のように様々な商品が流通している状況で、「装着実績あり」はとてもありがたい。
購入する決め手としては充分です。

装着する
今回は、LED→LEDの置き換えにはなりますが、装着の様子も紹介します。イッキに行きましょう。

カプチーノというクルマ、ヘッドライトバルブの交換でタイヤ脱着の要求をしてくるなかなかなクルマですが、まぁ仕方ない。
というわけで、まずはジャッキを掛けてタイヤを外します。
以前購入した油圧式のパンタジャッキが入らない絶妙の車高()なので、手動で上げてゆきます。
地味に疲れる作業ですね。
以前、こうした油圧パンタジャッキを購入しました。私のカプチーノでは車高の都合で使用できませんでしたが、一般的な乗用車であれば便利な工具だと思います。
ジャッキアップの際は対角線上のタイヤに輪止めをしておくと安心。
車載工具の為、割と身近に感じるパンタジャッキですが、接地しているとはいえ、クルマを上げることには変わらないので、安全には留意して作業をしました。
フロントタイヤを外し、インナーフェンダーを捲り(完全に外さなくてもヘッドライト後端にアクセスできればOK)、いよいよ本体に触ります。

カプチーノいじりには避けて通れない()トリムクリップ

H3バルブは、平型端子で接続するタイプになります。
わたしのクルマは、最初にLEDバルブを組み込む時に、LEDバルブを組み込むための配線を作成しているので、車体側の配線は触っていません。
写真でいうと、カプラーから下の部分をLEDバルブに刺せるように少し手を入れています。
この写真が、配線の様子もわかりやすいと思います。このように平型端子をLEDの配線に刺す。
このバルブにはドライバーユニットも入っているので、これで配線も完了になります。
本格的に固定する前に、念のためにキチンと収まるか、配線は届くか、後端の長さはどうか。確認します。
以前購入したH3バルブは、取付部分の切り欠きが合わず若干削った経緯があるので…


すべてがOKになったら、防塵対策をしてきちんと取り付けます。
純正のライト後端の蓋は使用できないため、LEDバルブの排熱部を逃がした防塵用のカバーが必要になります。
汎用品の蛇腹カバーの後端に穴をあけてセット。これも、以前のLED取り付け時に作成したものをそのまま使うことが出来ました。
固定は、タイラップで行います。
わたしが着けた商品はもう見つからないのですが()、今だとネットで調べるとこういうのがヒットします。取り付け部のサイズを見極めて…(この商品が適合するかは未確認なので)
わたしは、250㎜のタイラップを3連結して使用。タイラップって意外に使います(個人的感想)。わたしも200本セットを買いましたが、ガンガン使って残りは30本ほど…
元に戻して(タイヤもつけて、接地して…)終了。
今回、H1バルブは異常が無かったので以前LEDにしたものをとりあえずそのまま使用しましたが、幸いこのバルブと色はあっていて車検時に問題になる事はなさそうです。
…車検時、このクルマはHi側のバルブで受験するので、むしろそちらが重要といえばそうですが、今回は別の問題「ちらつきの防止」に焦点を当てたので、まぁそれはそれで。

装着してみて


今回のバルブ、公称値は6000Kということで、現在組み込んであるHiのバルブと同じ数値。
色味がガチャらないか心配ではありましたが、問題ないように見えます。
カットラインは、ヘッドライトユニットの方に依存するのでこのバルブ固有の問題はありません。
実使用の印象は、なかなか良好。
前述した、電圧変化に起因する明るさの変化については、少し敏感なきらいはあります。
ただ、以前使用していたバルブでも同様の症状はあったので、コレはバルブよりもカプチーノ、もしくはわたしの個体によるものかもしれません。
装着したのが2025年、まとめているのが2026年ということでもう半年以上使用していますが、現状で不満はなく、あとはユニットの小ささ故の耐久性はどうかな、という所を注視してゆく感じになると思います。

気付いた事など
ここからは、バルブ交換時など、ヘッドランプ絡みで気付いたことなどを書いてゆきますね。

ご存じの方も多いと思いますが、カプチーノのヘッドライトは「マイナススイッチ」です。
なので接続時は、市販のLEDバルブの多くに示されている赤黒配線と逆にして接続しないと点灯しない、ということが起こりえます。
なお、わたしが購入したLEDバルブは、歴代全て配線は逆に刺して点灯しました。
わたしが市販品に穴をあけて作成した防塵カバーです。
よくある純正品のように、ゴムカバーをかぶせて終了、とはいきませんが、余っている部分を切断し、背面に穴をあけてユニットを逃がす。(排熱のため)
固定は、タイラップを巻いて締めあげています。
このカバーも歴代、もう6年ほど使用していますが今までしっかり機能を果たしてくれています。


わたしがLEDを取り付けるときに遭遇したことはないですが、過去に一度ヘッドランプ絡みのトラブルがあったので。
ヘッドランプスイッチをオフにしても、片側だけうっすら点灯して消えない、という謎現象がありました。
わたしの時は、ヘッドランプのヒューズが飛んでいたことが原因でした。
点灯の原因がヒューズ切れとは…
カプチーノのヒューズは平型。ミニではないので注意
90年代のクルマが想定もしていなかった2020年代の電装品を取り付ける、ということ。
もちろんフルオリジナルに拘られる方も多く、それがどうなのかは、なかなかに正解が出にくい部分ではあると思います。
わたし個人は、安全性に寄与する部分のアップデートは導入してゆきたい。ただ、当然「この年代のクルマを想定していない」電装品が多くなるので、そこには細心の注意を払ってゆこうと思っています。
次回に続きます
カプチーノのヘッドライト話。今回は、カプチーノのスペース問題をクリアしたバルブの紹介をしました。
次回はテーマが変わります。お楽しみに!
このシリーズを最初から
電圧変化に敏感なヘッドライト
カプチーノ固有のスペース問題
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