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カプチーノのLEDヘッドライトを見直す―②取付スペースとH3バルブ問題

カプチーノのLEDヘッドライトを見直す―②取付スペースとH3バルブ問題
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カプチーノ特有の「問題」に悩む

LEDバルブは確かに明るい!が

前回は、カプチーノのLED化したヘッドライトの照度が変わる問題について記述しました。

前回の記事

今回は、カプチーノのヘッドライトLED化で気をつけておきたい

・H3/H1バルブについて
・明るさの必要性
・カプチーノ特有の事情 について書いてみます。

カプチーノオーナー様・その他LEDバルブ換装をお考えの方へのご注意!

今回また前回取り上げた商品は、自費購入(自腹)です。

また、本ブログは以下の作業を推奨するものではありません。同じバルブを使用した際の不具合、もしくは車種製品を問わず、本ブログを見ての作業による不具合の責任を負うことはできませんので、上記、ご承知いただければと思います。以下、読み進めていただく場合はご了解いただけたものとします

非常に説教じみていて恐縮なのですが、ブログを見ている皆様が安全に趣味を楽しんで頂ける為に、どうぞよろしくお願いいたします。

ご了解いただけない方は→こちら(トップページに戻ります)

以前交換した、2022年の記事

H3/H1バルブとは

カプチーノのヘッドライトは4灯式。

採用されているバルブは、ロービームがH3・ハイビームがH1という規格になります。

ロービームとハイビームが独立しています

以下に、H3バルブとH1バルブの「純正形状」を。

H3バルブ(ハロゲン)はこういう感じ。とても小さい

コチラはH1バルブ。やはり小さい

80年代~90年代のクルマでよく用いられていたのは「H4」というタイプのバルブで、ロービームとハイビームが一体になったものです。わたしのAE92レビンや180SXもこのタイプです。

コレがH4バルブ。非常にポピュラーな形状

80年代後半~90年代に流行した、「薄型ヘッドランプ」の球として、また同時期に流行ったフォグランプの球として用いられることが多かったH3/H1バルブ。利点としては、バルブが小さいので取付スペースが限られているクルマには重宝したようです。(コレ、フリですよ)

いくらか経った頃のお話

カプチーノは1991(平成3)年~1998(平成10)年に生産されたクルマ。生産後いくらか経過した頃から、「車検に落ちた」という話を聞くようになりました。

透明度が無くなって黄ばんでくる

今や普通に聞かれるようになった「ヘッドランプの黄ばみ問題」。

カプチーノ界隈では2000年代後半には顕著な問題になっていました。

カプチーノは、基本的には車検時はハイビームで検査する年式(2000年代後半も、同じくハイビームでの検査)ですが、それでも落ちる。

理由はいくつかあって。

筐体がガラスではなく、ポリカーボネイトのモノは、表面の劣化で黄ばみ、クスミが出てきて光量の妨げになる。

これは、ケミカルで磨く事である程度解決できるのですが、それでも光量が足りない事態が起こる。

また、中の反射板が劣化してきて、明るさが出ない場合もあります。

根本的に、もともとの光量もそこまで高くはない。

もはや定期作業

コーティングしないタイプの研磨剤。コーティング被膜が後に劣化して、さらに落とすのが大変という懸念から、わたしは都度磨くスタイルです。

置き換えを検討する時の壁

…とまあ、車検を機に「カプチーノのヘッドライトを見直したい」となるのはごく自然と思いますし、わたしもそれが理由でバルブの置き換えを検討する訳ですが。

実際、夜はラク

バルブをアップグレードするもう一つのメリットが、「夜道が明るくなり運転がラク」ということがあります。

純正のハロゲン球は確かに暗く、車検問題とはまた別に「もう少し明るくなればな」と考えてしまう事はありうるかな、と思います。

一方、「90年代スポーツだから、純正を維持したい」という欲求もないわけではないのですが。

まぁコレはまたいずれ。

ここまではLED化したくなる理由でしたが、実際に部品を探し始めると、カプチーノ特有の別の壁にぶつかります。

以下、2020年頃からのお話です。

国内大手メーカーの供給が

まず、(コレは2022年当時の話ですが)H3/H1バルブが比較的マイナーな規格ということが災いし、ヘッドランプ用としてのラインアップが少ないのです。

当時、国内大手から出ていたものの多くが、H3(フォグランプ用)でした。

これは、あくまでフォグランプとしての仕様を前提としているので、ヘッドランプとして使用するには光量が足りないことが多い。

そうすると、通販サイト等を駆使して海外製品を探すことになりますが、国内メーカーの製品と比較して耐久性はどうか、という問題が出てきます。

探すのにものすごく苦労した
そういうことなんですよ

大手ブランドのモノと比べて価格は控えめだから、寿命が来たら都度交換すればイイじゃないか、という意見もおありでしょうが。

カプチーノというクルマ、ヘッドランプバルブの交換がとても面倒なんですよ。タイヤを外さないといけないとか…

H4バルブを採用しているクルマなら5分の作業が、どれだけ時間が掛るのか、っていう話なんです。

そしてスペース問題

さらに。特にロービームのH3を購入する際、カプチーノでは必ず気に留めておかねばならない話があります。「ヘッドランプの奥行き」です。

マルで図示したところにバルブの後端が出てくる

全長が長い、というか一般的なファン付きのLEDバルブだと、バルブがタイヤと干渉するかもしれない、という問題があります。一見すると??な話なんですが。

そもそも、H3のハロゲンバルブは後端が殆どないタイプなので、カプチーノのヘッドライトユニットも本来は蓋がついていてそれで完結しているのですが。

LEDに置き換えることで、排熱の問題が出てくるので、蓋を撤去して電動ファンや放熱フィンを設置しないといけない。

放熱がしんどいと、LEDの寿命が短くなってしまうので製造側は相応に立派な仕掛けにする。

これは当然と思います。

この状態にインナーカバーが掛かる
上(青)でギリギリ干渉せず、下(黒)で少し干渉

装着状態の写真を見て頂くと、タイヤハウス直前にLEDユニットの後端が来ているのが判ると思います。

ここにインナーフェンダーが掛かるので、直接バルブに水や汚れが掛かる事は避けられるのですが、まずこのインナーフェンダーに接触しない長さのLEDバルブを探すのが、なかなか大変。

実際私が最近まで装着していた(写真の黒い方)バルブは、インナーフェンダーにかすかに触っていました。

まぁ、インナーフェンダーが熱を持つほどにはなっていなかったので、使用しても安全と思い使っていましたが。

そして干渉第2段階として。

わたしはノーマル車高でタイヤサイズは純正よりわずかに小さい事もあり、そこまで神経質にならなくても平気そうですが、使用用途によっては、タイヤとLEDバルブの後端の接触もありうる、ということです。

過去に聞いた話では、サーキットでのフルバンプ時にLEDバルブ後端とタイヤが接触して破損した、という事例もあるようです。

なので、ユニット、特に後端の長さは重要になってきます。

ウチのはノーマル車高

カプチーノに限らず、現在の技術が想定されていなかった90年代のクルマを今のモノを活用して触ってゆくということ。

便利になる一方で、当時の設計との“折り合い”を考えないといけない。故に、色々な事に気をつけないといけないと改めて感じます。

次回に続きます

光量変化の話から広がったカプチーノのヘッドライト話。今回は、過去の経験も踏まえて、ヘッドランプをLEDにする際、わたしなり注意した点を書いてみました。

次回、実際に取り付けたものの紹介をしてゆこうと思います。お楽しみに!

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