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カプチーノってこんなクルマ(中身その1)

カプチーノってこんなクルマ(中身その1)
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先の「カプチーノってこんなクルマ(外装)」の続きです。

内装もノーマルに近い部分もあるので、参考になれば幸いです。

併せて愛車紹介(1)カプチーノもご参照頂けると幸いです。

ルーフの取り付け方について

前回、ルーフの外し方をお話ししましたが、今回は続きの格納方法について、見てゆきましょう!

(写真は、前回のものを使いまわしているものが多いです)

フルオープンから
リアウインドウを起こします。起こす方法は、
このレバーを引きます。赤い部分を押し込みながら上部分を引くと、ルーフが「ポコッ」と浮いてきます。そうしたら引っ張って…
このように起こします。正規の位置になると「カチッ」と手ごたえがあります。

注意点としては、ガラス部分とルーフ部分は別パーツになっているので、強く引っ張ると連動しないで引き出されることがあります。わたしは、そうなった場合は一度収納しなおして引き出し直します。

センタールーフを2か所の金具で留めます。そうしたら
左右のルーフはセンタールーフのこの部分で位置決めします。

左右のルーフを位置を確認して載せて、金具で留めます。

金具はこれ

金具で固定すると、ルーフが「ぐっ」と沈み込みます。

この時、金具に爪が届かない場合、リアウインドウ部分の起こし方が足りないということがあります。

屋根をつけた際の注意点

リアガラスの固定位置は、金具の向きがこのようになっていることを確認してください。
ルーフを装着する際、窓を開けていれば、ドアを閉めたままでもできるのですが、この写真のようにウエザーストリップが噛みこんでしまいます。そのため、ルーフを付けたら一度ドアを開閉します。
ウエザーストリップの噛みこみが改善しているのがわかるでしょうか?

…見ての通りで、カプチーノをオープンにするもしくはクローズにするのは、実はそこそこ手間も時間もかかってしまいます。

そのため、特に「オープン時に急な降雨があった際」などは結構焦ってしまいます。

オープン・格納もおよそ5分程度(わたしの場合)かかります。

必然的に、オープンにする機会は減ってしまいますが、それでもたまに屋根を開けると気持ちがいいものです。

逆に言えば、ルーフが固いので、通常はクローズでもさほど違和感がないというか、たまに屋根が開くことすら忘れてしまうクルマです。

エンジンルーム

F6A TWINCAM 12 TURBO 657CC 小さいながらメカニズムは一丁前です。
ノーマルからの変更点 タワーバー プラグカバー プラグコード セキュリティのスピーカー程度です。

プロトタイプ(平成元年モーターショー)発表時は550ccだったエンジンも、市販される際は660ccの規格になっています。

直列4気筒のエンジン(F6B)の搭載も計画はされたらしいのですが、フロントミッドシップを実現するためにはエンジンの全長がちょっと長かったという事で、3気筒のエンジンが選ばれているそうです。

エンジンは、フロントのストラットタワーより後方に位置しています。

F6Aというエンジンは、ノーマルであれば耐久性には優れているという感想です。わたしのクルマも23万キロ(2023年3月現在)走行していますが、一度もオーバーホールをしておらず、オイルも顕著に消費していません(圧縮は怖いので測っていません)。

泣き所のクランクプーリーはキャラ用に交換済です。

これもネットで買えるのですね!(わたしはディーラー経由で発注した)

タワーバーは、当時スズキ純正としても売られていたらしいスズキスポーツ製のアルミ製です。

さすがにスズキスポーツ製は新品では難しいですが、カプチーノはまだチューニングパーツが出ます!

セキュリティは、ドアロック機能を付加する目的も兼ねて装備しています。

プラグカバーは、純正品を塗装し、欠品していたエンブレムは社外品の「SUZUKI」を貼っています。

プラグコードは純正の経年劣化で、一度交換しています。

わたしのプラグコードは既に供給されていないスズキスポーツのものです。今でも、ULTRA(永井電子機器)さんの製品はじめ、いろいろ選べるのはよいところです。純正相当品もありますし。

この個体は初期型で、エアコンのフロンがR12と言われる旧タイプだったのですが、2012年のガスリーク修理の際に、中期型以降の部品を使用しHFC-134化しています。

新フロンは入手が容易です。近年の新車はさらにフロンが変わっているようですね。

旧フロン(R12)を新フロン対応とすることもできます。一般的には下記の方法です。

1 旧フロンの配管のまま新フロンに対応する措置をとる(一般的にレトロフィットといわれる)

2 ユニットをすべて置き換えてしまう(わたしのクルマはこのパターン)

同型車に旧フロンと新フロンが存在するクルマは、総入れ替えで新フロンにすることもできますが、配管の規格が異なるので、配管・コンプレッサー・エバポレーターなど、ユニットは総交換となると思います。わたしはユニット全体のリークで総交換する方法を選びましたが、費用は…結構しんどかったです。

バッテリーは、ネットを徘徊して購入しています。今はたまたまPanasonic CAOSですが、基本はお値打ち品を探してという感じです(その昔は中古の掘り出し物を解体屋さんで買っていました)。

記事作成時(2023年4月)、バッテリーは以前より明らかに高い…例としてPanasonicを上げておきますが、「B19L」サイズでネットを探してゆくといいものがあると思います。

トランクルームと収納

トランクの広さはこのくらい。一泊の旅行は問題ないかな?(屋根をしまわなければ)
この個体にはバーを取り付けていますが、シートの後ろ部分は収納(物置)に使えます。

ずいぶん前にわたしは類似品を実店舗で購入しました。乗員保護とやけど防止?のため、ホームセンターの保護材をセットしています。

なお、一応、外したルーフはトランクもしくはシート背もたれの後ろに置くとなっているようですが、わたしはシートの後ろにルーフをしまう勇気はありません。(アルミ製ですぐ凹むので)

次回は、内装を中心に紹介しますね。

このシリーズを最初から

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