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箱根で濃いクルマを見よう― AE92レビンを添えて(3)~マニアの過ぎるE80系のお話

箱根で濃いクルマを見よう― AE92レビンを添えて(3)~マニアの過ぎるE80系のお話
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マニアックな()春をご一緒に

「箱根にいらっしゃい」

そんな声に誘われてまたまた訪れた、箱根の某所。

前回もかなり衝撃を受けましたが、今回もまた普通ではないクルマ達との時間を過ごすことになりました。

車種も濃い。

個体も濃い。

そして何より、集まっている人達の知識が濃い。

ゆっくりと、それでいて刺激にあふれる時間。

今回は、とある型式のクルマの微差について。マニヤ濃度濃い目ですよ。

前回の記事

E80系について

今回話題の中心は、E80系カローラ・スプリンターです。

わたし所蔵のカタログより

1983年5月に、レビントレノ以外は駆動方式をFFに一新し、登場したカローラ/スプリンターシリーズ。

ボディは大きく分けて、セダン系、FX系、リフトバック系に区分されますが、FX以外はカローラとスプリンターが存在する。さらに前期、後期で違いがある。

まぁ当時のトヨタらしい、多彩に富んだバリエーションです。

このカタログ、ウチで80系カローラを購入する決め手になったそのもので、読み倒しているので程度は悪いです。

…は置いといて、このカタログは後期モデル。中心になっているのは、メーカーとして最も勧めたかったであろうSE Saloon です。

ラインアップ中、GTを除く最も上質なモデルとして君臨していました。

ウチで買ったモデル?GL Saloonでしたが…

台数が出たので馴染みのある方も多いと
取り上げが少ない5ドア

このカタログ中には取り上げが少ない(諸元表を除いて3ページ)5ドア。上記で「リフトバック系」と書いたものです。

当時、街中ではあまり見かけなかった印象があります。

昭和末期~平成初期、各メーカーは意欲的な5ドアを出しましたが、販売は苦戦していた様子。

今からでは少し想像しにくいですが…

ナンバーの位置が堪らない

私の能書きはともかく、この日はカローラ5ドアの後期型が参加していました。わたしも、しっかり見るのは初めてだったのでなかなかに興奮してしまいました。

ノーマルを維持した個体。まるで先のカタログから抜け出たような外観です。

それでわたしがこの個体を眺めている時に教えて頂いたこと。。。

そのこだわりが凄い

「カローラのセダンと5ドア、見た目は似てるけどかなり違う」…どういうことですか??

検証してゆきます。まずは現地で見たカローラの4ドアボディ。

前期型、4ドアGL。

似たようなアングルから、このカローラの5ドア。

後期型、5ドアZX(1600)。

同じように見えますよね?見えますよね??それではこの写真を。

セダンのAピラーとフロントガラス廻り
5ドアのAピラーとフロントガラス廻り

写真では判りにくいのですが(撮ったわたしの腕…)、フロントガラスの傾斜具合、伴ってガラス上の処理とフロントドアの造形が異なります。

普通フロントセクションは共通にすると思うのですが…

わたしも教えて頂くまで、まったく気づかないというか気にもしないような自然な処理でした。

5ドアのボディは4ドアをそのまま使用した訳ではない、ということです。

まだあるコダワリ

それだけではないコダワリがあるのです。コダワリなんでしょうか。。。

リアドアの処理です。

セダンのリアドアはこういう形
5ドア。三角窓の形状に注意

ドアの造形も違いますよね。なので、「5ドアの修理に4ドアの外板部品」は意外なほど使用できない。

カローラとスプリンターでも

「実はカローラ5ドアとスプリンター5ドアも外板が…」なんですと?

マルで示したところを注意

「カローラにはこのキャラクターラインが入ってるけど、スプリンターには入ってない」???

ホントですか?

カローラ5ドア(企業HPより)
スプリンター5ドア(企業HPより)

出典は、企業サイト「トヨタ自動車75年史」より。

https://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years

あー確かに…単純に、フロントやリアを小加工しただけではないんですね。

恐るべしトヨタ。コレ、流用できると思って部品を調達すると実は出来なかった、みたいなことがかなり多そうですね。いやいや…

5ドアボディを愛でる

さてそれはともかく、このカローラ5ドアのディテールをふたたび見てみましょう。

そういうことを知ると、その個性をさらに感じるサイドビュー

ある意味日本の代表、故に保守的なデザインといえる、カローラの中でも異彩を放つ5ドア。

特にリアデザインは、ナンバーの位置や当時流行の反射ガーニッシュに大きく車名を入れるなど、なんだかとても欧州を感じてしまいます。

前述の通り、当時の日本では5ドアハッチバックの売れ行きが芳しくなかった。

このクルマの主戦場は海外だったと想像できます。

EFI表記は1600の証
前から見ると一見ではワカラナイ

わたしもフロントはグリルのみの差だろう、と思っていましたがさにあらず。

トヨタのラインナップの差異化、この後の90年代にも散見されますが、一見同じにも見える部品が品番が異なる。

よく調べたら、部品番号が異なり互換性がない。かなりあるんですよそういうこと。

つきそうでつかないのがトヨタ、つきそうだとつくのが日産()。

番外編

「つきそうでもつかないトヨタ」。じゃあ具体的にどうなの?という方のために。

これらはすべて90系カローラシリーズ、後期のウインカーです。

カローラセダン(後期)
カローラFX(後期)
カローラレビン(後期・社外品)

一見外観は似ているのですが、実は細部の形状が異なる。

当然部品番号が異なりますし、互換性はない。

オークションサイト等で「似ているから」で購入すると…

要注意ポイントだったりします。

次回は・・・

今回は、E80系の細部の違いを見てゆきました。

今回の箱根での話はココまでですが、次回はこの話にちょっと関係あるような、ないような話をしてみようかと思っています。

お楽しみに!

この話を最初から

この話と関係のある話

前回(2025年12月)のお話
特にAE92が濃ゆい話
年に一度開催される、4A-Gのお祭り
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