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最近のクルマに触れてみる(2023年式セレナ~2)

最近のクルマに触れてみる(2023年式セレナ~2)
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「最近のクルマ」の乗り味は?

180SX車検の際に、代車としてお借りしたクルマの報告、第2弾になります!

前回の記事はコチラ

色々見てゆく

前回は室内を中心に見てゆきましたが、その他の部分を見てゆきましょう。

エンジンルームは
よく分からない(汗)
フェンダーの位置が高いゾ

エンジンは、樹脂パーツが多用された構成で、ひと昔前のように金属部分(ヘッドなど)が見える感じではありません。このパーツがこれだというのはちょっと見えにくいかもしれません。

排気量は2リッター。暴力的な加速はしませんが、運転した時は尖ったところは感じない穏やかなエンジンです。

余談ながらバッテリーの表示が「ルノー日産三菱」になってたのは凄く興味深かったです。

ほかにも給油口を開けてみれば、蓋ではなく直接ノズルを差すタイプになっていました。

コレもセルフスタンドを利用する人が増えたから、という事だと思います。

思えば昔はオーナーが給油することはなかったですから…

このタイプの蓋、以前から社外品ではあるような気がしますが、メーカーが採用するという事は、安全性や耐久性の課題はクリアされてるという事だと思います。

給油口に回すふたが無い

フットワーク

XL規格でないのに空気圧が高い
最近流行のデザインを汲んだアルミホイール

タイヤは、空気圧設定が高め(2.8キロ)です。コレは燃費対策か、車重対策か、片減り対策か…

おっきなタイヤ

タイヤサイズは205/65 16インチです。昭和の終わり~平成初めころは準スポーティな位置づけだった65タイヤは、今としては乗り心地優先のサイズという事になるのかなと思います。

それにしても空気圧が高めの設定です。このクルマを所有した際は、空気圧の確認は頻繁に行った方がよさそうです。

空気圧の低下で乗り味に影響が出そうな気がします。(今回はわたしも調整済)

ちょっとドライブに行ってみる

このクルマの感覚はどんな感じでしょうか。さっそく乗ってみました。

ウインカー(ハザード)点滅
後ろはこんな感じ

高速道路に乗ると、普段わたしが乗ってるクルマに比べたら、アイポイントはかなり高いですが、それによる不安感はありません。車重のあるクルマですが、通常の加速では不満はあまり感じないと思いました。

CVT特有の滑り感も、アクセルをべた踏みするとかでなく、通常に加速する時はあまり感じる事もなく、運転した時の感覚としては良好です。

特別尖った走りをしない限りは、本当に穏やかないい時間を過ごせます

試乗したのが冬という事もあり、個人的にとてもありがたく感じた装備のひとつが「シートヒーター」です。

三段階で強さを変えられる。

ステアリングヒーターもあります。こちらは手がかじかむ冬の朝など、活躍してくれそうです。

タッチパネルは個人的には慣れが必要と感じました。

あったかいシートヒーター

視界(死角)は、運転中は特に気にはなりませんでした。ただ、セカンドシートやサードシートに乗員がいる場合は少し違うかもしれません。

このクルマにはカメラが幾つも備えられており、それは駐車の時に位置を一発で決めることができ、とても助かります。

一般道も快適な空間

一般道でも同じ。普段の加速で、いわゆるCVT的な「滑り感」を感じる事はあまりなく、室内も静かで穏やかな乗り心地です。

ミニバンは「家族のクルマ」という印象も強いかもしれないですが、普段リラックスできる空間として、居心地の良さを感じられます。ただ、わたしには室内が少々広いかな。。。普段乗ってるクルマがアレなので、アレなんですけど。

最後まで若干の違和感を感じたのが、プッシュ式のシフトでした。

前回も触れましたが、シフトダウン(疑似)はパドルがあるので問題はなく、坂道などでも戸惑うことはありません。

クルマを停めるとき、動かすときに「探す」という動作を伴うのが…

もっともこれは、慣れの問題かなとは感じています。

物理レバーが無いのは慣れが必要かも

結局山坂道に持ち込んでしまう

「そういう」クルマではないことは重々承知してますが、ハンドリングであったり、軽快感であったりを確かめたいという事で、とある山坂道に持って行きました。

テールライトは近鉄バファローズ…?

もちろん、かっ飛ばすのが目的ではなく、そういう道での身のこなしや、ロール感や車重の影響など、このクルマが、というより「普段わたしが乗ってるクルマ達との違い」を知りたいなと感じたのが目的です。

余談ながら、わたしはクルマ(車種ではなくカテゴリ毎)の特性の違いにすごく興味のある口で、それは知っておくと安全運転に寄与できるのではないかと思ってるからなんです。

今回走行したのは、「山を登るためのバイパス」「頂上付近のアップダウンがともにある道」「山を下るためのそれなりに広い国道」です。

登りのバイパスでは、前車を追い越すための登坂車線があり、そこで追い越し加速を試しましたが、やはり加速は鋭くはないです。ただ、ここでもひと昔前のCVTの様な滑り感は強烈には感じませんでした。加速性能は、もう少し欲しいかなと感じる方もいるでしょう。(車重考えたら頑張ってるとも)

同じくバイパスで、ちょっと意外に感じたのが「ロール感」です。

ロールしている感覚自体は、うまく躾けられている感じでブンブン振り回されるような印象は無いのですが、なんというか…「頭をぶつけそうな感覚」というか、クルマの上角が外に引っ張られるような…

対向車が寄ってきたらクルマの上角をぶつけるんじゃないか、みたいな感覚がありました。

バイパスは後述の道よりスピードが出ているので、ちょっとそういう感覚があったのかもしれません。当然ながら、ぶつける事などなく、その後の道では感じなかった感覚ではあります。

良好に感じた身のこなし

その後、バイパスよりは速度レンジの低い山坂道を走行しました。

誰もいない…寒い…でも運転は楽しいクルマ

一般的なドライブの範疇では、「切ってるのに曲がらない」「思った通りの曲がり方をしない」という事を感じるところはありませんでした。

「そういう」事が得意な車種と比べたらそれはあるのかもしれないですが、少なくともミニバンだからストレスマックスみたいな印象は、今回は感じませんでした。

ただ、走りの楽しさに振っているクルマとは根本的に違う部分…例えば、前述のアタマぶつけそうな感覚…など、制限されている(乗り手が抑えないといけない)部分は当然あり、走りの楽しさを存分に味わう車種ではないという事を、あらかじめ理解する必要はあると思います。まあ、何をいまさら…という感じですが。

ずっと昔に乗ったミニバンは、もっと一般的な乗用車と異なった感覚があった気がします。ロールが大きい、曲がりにくいなど…

見た目の(メーターや機能など)部分の進化も感じやすい部分ですが、ミニバンの操縦特性が、「一般的な乗用車と大きくは変わらなくなった」…のは、ミニバンが確実に進化を遂げた部分だと思います。

できれば、他社製のミニバンとも比較してみたいところではありますが、まあそれは可能な環境があれば…

見てわかる進化。乗ってわかる進化。やっぱりクルマって楽しいんだなと思います

この話題は今回で終了です。次回、車検の話に戻ります。お楽しみに!

この話を最初から

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