カプチーノ襟巻きリフレッシュ作戦(序章)
少し前に、カプチーノの襟巻きのリフレッシュ作業を行いました。コレから、その話をご紹介しようと思います。
カプチーノの襟巻きとは
まずは、この写真をご覧ください。
オーナーさんならピンとくる単語(かな)。
カプチーノの後部、ハイマウントストップランプの組み込まれたこの部品が通称「襟巻き」。正式呼称は「ガーニッシュ・リアウインドウ ロア」と言うようです。
パーツカタログを見ると、この部分はこのような構成になっています。
ガーニッシュ本体、その下にあるモールディング(ゴム)、ハイマウントストップランプ、そしてスズキのシールといった感じです。
そしてこの部品、ドレもコレも劣化しやすいのです。正確には「経年車だからどれも劣化している」が正解かもしれないですが。
部品供給は?価格は??
構成部品の中でも、ガーニッシュとハイマウントストップランプは高価です。
2024年12月現在、ガーニッシュもハイマウントも部品としては出ますが、かなり良いお値段がします。
下に検索結果を貼っておきますが、…
ハイマウントはAmazonでは出ませんでしたがやはり高価。
モールディング(ゴム)は、これらの部品に比べるとかなり安い印象を受けますが、コレとて以前の価格よりは高騰しております。ただ、これらの部品は一応供給があります(2024年12月現在)。
モールディングの検索をしましたが引っかかります。この部品は中古という訳にはいかないので、リアガーニッシュ脱着時には基本、交換という認識でイイと思います。なぜなら…
このモールディング、めっちゃ劣化しやすいんですよ。
劣化すると、「キミはプラスチック?」っていうくらいにパキパキになるんです。
そして写真のように剥がれてきて…
見た目が悪いだけでなく、パキパキのゴムが走行風でバタつくので、ボディにも傷を入れてしまうのです。
一番お値段お手ごろそうな「SUZUKI」のデカールですが、確かに部品が出ればそこまで高くないと思います。(過去に購入したことがあるので)
…そう。「部品が出れば」なんですよ。
実はこの部品、製造廃止なんです。
リフレッシュするのにこのデカールは剥がして行いたいのですが…なかなか難しいという事です。
しかも表面にヒビが入ってますし。
ウチのカプチーノの状況
さてウチのカプチーノの状況です。
以前、襟巻きの保護に「コーティング剤」を塗り塗りしましたが、このコーティング剤が劣化してきて、このような姿になっています。
コレはみっともない。しかし、容易にこの劣化被膜が剥がれないんです。
コーティングは、被膜の弱いものをこまめにした方が結果的に楽な様です。それにしても・・・
さらに、ハイマウントの歯抜けの指摘もされています。
カプチーノのハイマウントはLED。コレが経年で不点灯になるんです。回路の設計上なのか、4つごとに不点灯になるのですが、ウチのは日によって点いたり点かなかったり。
点かないと、車検はパスできません。コレも大きな問題の一つです。
そしてモールディングもこの通りです。
ココまで色々重なってくれば、コレはもうまとめて施工した方が良いな、という事になると思います。
ただ、費用はあまりかけたくないのも事実。なので、次回以降は「どうやってコストを下げつつ見た目と機能を改善するか」を考えてゆこうと思っています。
今回は、「部品注文」「現物のリフレッシュ」「修理」「代用品の使用」というような感じで、取り組んでゆく予定にしています。ちょっと長くなるかもしれないです。。。
今回のブログは以上です。次回はこの続きです。次回もお楽しみに!
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