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180SXのステアリングを巻き直す(1)

180SXのステアリングを巻き直す(1)
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前から気になっていたステアリングの劣化。あまりにひどいので何とかしたいなーと思い、以前からネット検索して興味のあった方に巻き直しを依頼しました。今回もその話をしてゆきます。

※このシリーズは、わたしが依頼した施工業者様「CAR WASH SERVICE 888 様」に許可を頂きまして、その内容を紹介させて頂いております。

このシリーズの記事に、宣伝等の意図はございません。また、宣伝依頼を受けて作成した記事でない事を書き添えておきます。

この記事をご覧になって、該当業者様を含む業者様に依頼されたことの責任は、当ブログでは負う事が出来ません(当ブログは作業紹介であり、業者様斡旋の意図はありません)

また作業取次等も出来ませんので、作業依頼検討時は、ご自身で依頼先にコミュニケーションを取って頂いて、ご確認、ご判断を頂き、ご自身の責任で依頼するようにお願いいたします。

以下、読み進めていただく場合はご了解いただけたものとします

非常に説教じみていて恐縮なのですが、ブログを見ている皆様がご自身ご納得の上、趣味を楽しんで頂ける為に、どうぞよろしくお願いいたします。

ご了解いただけない方は→こちら(トップページに戻ります)

↑今回依頼した「CAR WASH SERVICE 888 様」のサイト

前回の記事

なかなかな傷み具合

それでは、まず現状を把握してゆきましょう。正直きれいな写真ではないので、ご容赦くださいませ…

ステアリングが傷むとは

ステアリングの傷みは、擦り切れ、テカリなどいろいろあると思いますが、わたしのステアリングは…なんというか、表面が経年劣化してしまったという感じです。

まずは写真をご確認くださいませ。

ちょっとねぇ(ざらざら)…

前回の話ともかぶりますが。

ずいぶん前に中古購入したステアリング。年代考証的にも、デザイン的にもわたしの180SXにぴったりと思っていましたが、以前からその劣化具合には頭を悩ませていました。

今からもう15年ほど前の話になりますが、行きつけの解体屋さんがあり(何年か前に廃業してしまいましたが)、そこで見つけた掘り出し物?がコレ。

価格も数千円とお手頃、当時から若干の傷みはありましたが、それでもご機嫌で使っていました。

が、数年前からその傷みが加速し、ちょっと見た目的にもいかがなものかという感じになりました。

デザインはイイんですけどねぇ…

手触りもかなり悪く(ざらざら)。当然ですよねぇ。

ステアリングの巻き直しについて

さてステアリングの巻き直しのお話です。

世の中にはこういうモノもありまして、補修もDIYで(一応)できるんです。

革の補修に用いられている「アドカラー」。傷を埋めたりできます。

もし今回のように深い傷があり、パテ埋め的な作業が必要になれば、

コレを併用すればよい。コストは断然安く済みます。

ただ、今回はダメージが酷く広範にに及ぶこと、また巻き直しそのものに興味があったので、巻き直し作業自体を依頼する方向で話を進めてゆきます。

巻き直しの作業、コレはどこの業者様に依頼するかによって差異はあると思いますが、今回わたしが依頼した「CAR WASH SERVICE 888 様」のホームページによると、下記のように紹介されています。

このサイトにアクセスし、
ステアリング巻き替えサービスのページにアクセスする

大まかに、「巻き方」「縫い方」「オプション」の選択をしてゆく感じになります。

まずはサイトの画像も併用しつつ、一つ一つ見てゆこうかと思います。

巻き方について

巻き方は、「通常」「一本巻き」「特殊」と区分されているようです。

CAR WASH SERVICE 888 様HPより

標準仕様だと4分割、一本巻き(オプション扱い)だと縫い目は6時位置に1か所となります。

それぞれにメリットがあり、標準仕様だと分割(上記で色が変わっている部分)で、革色を変えたりディンプルの有無が選べたりします。なので、クルマの内装や外装に合わせたコーディネートがやりやすくなったり、握り手の部分だけディンプルにしてスポーティー度を増す(変な表現だ)事が出来ます。

標準仕様は指定革で選ぶと、割り増しが無いのも懐には優しいです。

一本巻きは、縫い目の位置が原則6時位置の1か所になります。コレは割り増しが入りますが、縫い目が入らないので見た目がすっきりしているのと、社外ステアリングでも一本巻きのモノは多いので、さりげなさという意味ではこちらの方が…という方も多いのではないかと思います。

こういったカスタムも可能(HPより)

切り替え位置は、上記の2パターンだけでなく相談によっていろいろできるようです。

それこそ、イメージ通りの切り替え位置も可能かと思います。

コストは上がる事にはなりますが、一点加工物の良さでそれこそ「自分のクルマ」だけの特別な装備、というものができるという事です。

カスタムがスキなヒトにはたまらない内容かと思います。こういうのって、考えるだけでも楽しいですよね…

縫い方について

該当HPを訪問すると判ると思うのですが、コレは1点もの(現物加工)になるので、縫い方(パターン)と糸色を選べます。

こちらの業者さんの場合、縫い目は、標準(追加料金なし)だと「千鳥」「平行」。

その他は追加料金が掛かる縫い方になります。

国産車の場合、「千鳥」パターンが多いらしく、かがりタイプは社外品ステアリングなどでも見るタイプになります。

また、ステッチ色は在庫内であれば選択可能との事で、一般的な黒や、ステッチをあえて見せたい白、スポーティーな赤など、どういう風に見せたいかと車内外のイメージで決めてあげるといいと思います。

糸色やパターンは、巻き直すステアリングやイメージを直接相談して決めるのがイイかと思いますが、色々試してみたくなるような選択肢を用意して頂いているところ、心躍ります。

縫い目パターンはシフトノブなど、ステアリング周辺にもあるので、イメージが揃うように…と気をつけておけばOKかなと、個人的には思います。

縫い目も選択可能(HPより)

革色と種類について

「巻き方について」でも記した通り、こちらの業者様では、革の色とパターンも様々用意いただいています。

革色のバリエーションが多い(HPより)

詳しくは、該当HPや同様のサービスを実施されている方のサイトをご確認いただくとよいと思いますが、ここではどんな感じかをざっくりと紹介します。

革色はかなり選べ、しかも標準革だとディンプル加工されたものも選べるとなっています。

例えば黒など1色で巻き直しをする時でも、握り手の部分(3時位置・9時位置)はディンプル、それ以外は通常のもの。

また、握り手の部分のみ色を変えるなども当然可能。

ハイクラス革は感触がさらに良いモノのようです(オプション扱い)。

なので、巻き方と合わせて悩みどころかと。

例えば、このステアリングはAE92レビン前期のモノですが、内装色は微妙にグレーなのです(トヨタ呼称「シャドーグレイ」)。

なので、もしこれを巻き直すとなるとブラックではなく近似の色を探すことになると思います。

このステアリングは純正で4分割。なので巻き方はコレを踏襲する形でよいかと思います。あとは好みでディンプルを追加したり…

なお、このステアリングは実は「合成皮革巻き」なんです。なので、こういうモノを本革巻きにグレードアップという使い方も出来そうですね。

AE92レビンのステアリング(前期)

あとは気になる所(在庫の革で、センターパッドと色が合うかなど)は質問をして回答によって検討する形でよいと思います。併せて、この仕様の場合の予算はいくらになるかを確認すればという感じです。

次回に続きます

次回は、修理に出すステアリングをじっくり見て、取り外す所まで紹介できると思います。

次回もお楽しみに!

このシリーズを最初から

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