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AE92レビンの空調を直す(2)

AE92レビンの空調を直す(2)
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空調はけっこう大事(と思ってる)

空調のトラブルって、普段使いのクルマの使用頻度を落としかねないので、個人的には出来るだけ早く直さないと…と思ってるのですが。

金額としても高くなりがちなトラブルなので、「壊れるなー」っていつも思っています。さて今回は…

前回までのおさらい

定番のトラブルです

ある意味定番化しているトラブル、AE92(#E90系)の空調の「Lo」だけ効かない。

これは、ネット検索するとそこそこの件数ヒットします。なので、トラブルシューティングは割と容易に出来るんですが…怖いのが本当にそれだけか、って話です。他が壊れてないかな?も合わせて見てゆきます。

症状のおさらい

空調のレバー(写真の右下部分)

ウチのレビンはマニュアルエアコンで

OFF-Lo(1)-2-3-Hi(4)となっていますが

Lo(1)のポジションにした時に風が出ないというものです。空調を入れるときの「カチッ」という音も聞こえなくなっています。

コレの原因は…

「ブロアーモーターレジスター」などという名称の部品があり、コレがユニットのそばについています。

E90系レビンとして多い症状は、このLo配線が断線してしまう、というものです。(写真でいうと左側)

断線すると通電しないから当然ブロアーファンは回らない、という事が起きます。

前回はこの部品の紹介をしましたが、今回はクルマの状況を確認します。

取り外しは結構容易(体勢的に)

カプチーノの場合、空調をいじる時は本当に体勢に無理を強いられますが(通称イナバウアー状態)、このクルマの場合は、部品の位置が良いので本当に助かります。ただ、パネル脱着の手順はちょっと増えます。

イナバウアー状態を知りたいヒトは↑をチェック

では分解してゆきます。

まずは、助手席側のグローブボックスとその隣のスピーカーが入っているパネルを外してゆきます。

グローブボックスは、開けた状態でフチの部分を見るとネジがアチコチ見えるので、コレを外してゆきます。

この年式(このクラスというべきか)はネジがあまり変に隠されていないのは、整備性という意味では非常に有り難いと思います。

スピーカーが入っているパネルは、ドア周囲の部分を少し外さないと取れないですが、それでもゆっくり探せば構造もわかりやすく、丁寧にやれば部品の破損もやりにくいのがいい所です。

素材も、硬化しにくいプラスチックなのでそういう意味では非常に有り難いな…って感じます。

外した部品は傷つかないように(写真のようにコンクリ直置きはダメですよ)養生しましょう。

ここまで外すと、車両側はこんな感じになっています。予備知識が無いと「例の部品は何処にいるんっだっけ」ってなりがちですが…

ココも、じっくり探すと見つける事が出来るので、コツとしては「ゆっくり焦らず」を心掛けて作業しました。

体勢が楽だと、そういう余裕が出来てイイです。カプチーノは体勢が(以下略)

先程の写真では陰になって見えませんが、クーリングユニット(大きな黒っぽい箱)の最下部…床に近い所に、4本タイプのハーネスが刺さっている部品があります。コレが「ブロアーモーターレジスター」です。

固定は、ねじ1本で止まっているだけです。このねじを緩めれば外れてきます。

恐らくは新車の頃から交換していないこの部品とご対面です。

外した部品を見てみる

早速、外した部品を見てみましょう。

年季が入った印象を受けますが、見た目に派手な損傷はなさそうにも見えます。

1990年から34年、コツコツと頑張ってくれた部品に敬意を表しつつ、さてどこがおかしいのか、そもそもどこが問題なのかを確認してゆきます。

次回に続きます

中途半端で申し訳ないです。次回は、どこが破損しているかと取り付け時の作業を紹介します。

結論でいうと、今回の作業でこの症状は改善しているので、原因はこの部品でしたが…

今回のブログは以上です。次回はこの続きです。次回もお楽しみに!

このシリーズを最初から

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