2024 NOS2デイズの話(前書き2)
ゆるゆるとご報告(激遅)
なかなか余裕が作れない…ながらも。
本当は紹介したい事がいっぱいあるのですが、まとめるのに時間が必要な内容だと「作成してすぐアップ」が出来なかったりするのが悩みです。
今回は、会場で見掛けたクルマ達を少し掘り下げてゆきます。
フォードGT40!!
1960年代に、フォードが「モータースポーツ」に力を入れようとした際、ライバルの「フェラーリ」を買収しようとしてエンツォに激怒されたという話をどこかで読んだことがあります。
激怒したかどうかはともかく、実際交渉は不調に終わったようで。
モータースポーツの分野に参戦しようとしたフォードが、ローラ社のシャシーに自社ボディを架装したのが「フォードGT40」だという話は知ってましたが…
サイドシルの高さからくる、乗降性の悪さを解消すべく、ドアの切り欠きがルーフにまで及んでいるというクルマ。
ガルウイングではなく通常の開閉形態をとる筈ですが、なかなか本気の設計ですよね。
本気の設計でレースシーンに打って出るクルマや、ハイパフォーマンスを実現するために多くの犠牲を払う設計をしているクルマはその「本気度」が心を打ちますよね。もちろん、それは売れるという事とはイコールではないでしょうが…
正直、実車を見た事がないわたしとしては、コレは本物だと信じて疑いませんでしたが、実はホンダビートをベースにしたものだったのです。
それにしても、コレを所有するとなったら…クルマとしてはビートでも、相当の覚悟が必要なのではないかと考えてしまいます。
オースチンヒーレー!!
コチラは先に種明かししておきます。コレもベースは国産車です。でも、こちらもなかなか通なクルマなんですよ。
過去にも、同車をベースにこのクルマを造っていたところがあったので、こちらはご想像がつく方も多いと思います。
このブレーキキャリパーに見覚えのある方は、もしかしたら当サイトに訪問頂いてる方には少なくないかも知れないです。
なぜなら、わたしもこのブレーキキャリパーは凄く見覚えがありますから(笑)
しかも先日自分でパッド交換をしてるので、なおさら良く見た事があるキャリパーなんですよ。
そしてオーナーならみんな知ってるこのサイドトンネル。サイドブレーキの形状と位置。
もう見覚えしかないこのクルマの正体。
皆様にもお分かりいただけると思います。
わたしも、シフトのリンケージブッシュを交換したことがあるのでこのシフト回り(4本のねじなど)は既視感というか、見覚えしかないです。
コイツの正体は…
カプチーノなんです。カプチーノはよくスキンチェンジのベースに使われることがありますが、このクルマもそういうものです。
実車のオースチンヒーレーとサイズ感はさほど変わらないはずですが、なんとコチラは「軽登録」イケるようです。しかもボディがFRP多用なので軽い。恐らくですが、速さもソコソコ行けるのではないでしょうか。
少し前までは、ちょっと高価だなという印象の価格ですが、昨今の価格上昇を考えると、昔ほどとんでもなく高価だとは感じなくなってる気がします。
実際カプチーノも価格は高騰気味ですから…
一点物のクルマ、こういうものが見られるのも「NOS2デイズ」の魅力だと思います。
次回以降もNOS2デイズの話をしてゆこうと思っています。お楽しみに!
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