180SX メーターを何とかする(2)
2024年1月1日に発生した、能登半島地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
また、懸命の救命救助、支援活動にあたられている皆様に、感謝と敬意を申し上げます。
オーナー様へのご注意!
ここで紹介する作業は、わたしの個体に対して行った作業ですので、皆様との個体との違いがあるかもしれません。また、今回は純正品番と異なる部品の装着となっています。
本ブログは下記の作業を推奨するものではありません。作業に伴う不具合、もしくは車種製品を問わず、本ブログを見ての作業による不具合の責任を負うことはできませんので、上記、ご承知いただければと思います。以下、読み進めていただく場合はご了解いただけたものとします。
また、ご自身で作業される際は、どうぞ安全にはご留意ください。
非常に説教じみていて恐縮なのですが、ブログを見ている皆様が安全に趣味を楽しんで頂ける為に、どうぞよろしくお願いいたします。
ご了解いただけない方は→こちら(トップページに戻ります)
※この記事は「2023年10月」の情報です。価格などは変わる可能性が大きいので、ご留意ください。また今後、同様の補修が不可能・他の部品が欠品や製造廃止になることも大いにあり得ます(ここ太字なのは切実)ので、ご注意いただければと思います。
どうやって直す?
現物修理か、追加メーターか…
前回の続きです。
オドメーターの表示が薄くなり、そしてとうとう水温計が動かなくなった180SX。
車検には通るものの、このままでは危険極まりない。という事で、修理することとしました。
今回は「メーター修理」
今回は、メーター修理という形をとりました。もちろん、リスクがあるのも承知していますが、やはり出来るだけ純正に近い形での修理を希望する為です。手順としては…
車両からメーターだけを取り外す→修理業者さんに送る→戻ったメーターを組み込む
このようになります。さっそく取り外す手順を紹介します。
バラす!
まずは、運転席下部のパネルを外します。加えて、ステアリングコラムカバーも外します。
作業場所確保のために、ステアリングコラムは下がるだけ下げた方がイイです。
ステアリングは、わたしは外しませんでしたが、外した方が作業性はよいと思います。
この部分、内装パネルが重なり合っていたり、爪があったりするので壊さないように丁寧に…
ステアリングコラムはこのように外します。先ほどの部分もそうですが、ビスが多用されているのでビスをなくさない様に。
また、ステアリングコラムカバーを止めているネジは、上下のコラムを止めているものと、コラム自体にカバーを固定しているものがあります。
装着する時に、その辺りを意識しておくとイイのですが…
わたしは一気にばらしたうえ、組み立てが一週間後(メーターが戻ってきてから)だったので、そんな事はすっかり忘れていて組付け時にちょっとイライラする原因になりました。
ステアリングコラムがむき出しになった状態。コラム自体にネジ穴があるのが見えると思います。装着する時は、このねじ穴にカバーの穴が重なっていないといけないので…
下のカバーを外しますが、まぁ中がきたない事。25年以上の埃が積もっています。ココは掃除です。この部分の爪がそこそこ弱いので、注意!
コレハナニ?
OBD-2規格が統一される前のクルマは、ECU搭載車には「診断ハーネス」(メーカーによって呼び方が違う)があります。
日産車では「コンサル」などと呼ばれていますが、そのハーネスです。まぁわたしのクルマは、ECUが交換されているので純正の診断機は使えないんですが…
次にメーター周りのベゼルを外します。このタイミングで、手元のエアコン吹き出し口やハザード、熱線、リトラ強制スイッチも外れます。
なお、ここまでばらすとウインカーが作動しなくなります。(点灯しない)またリトラは強制的に上がります。分解してからの公道走行は、、、なかなか危険だと思うので、避けてください。
ココも取り付け時のイライラポイントです。
メーターを固定しているビスを外してメーターを外します。カプチーノのメーターと比べると、配線が短くて苦しむことはないのですが、パネルの嵌め込みに融通が利かないなど、しっかり別のイライラポイントは用意されています。
だからメータ脱着って、好きじゃないんだよなぁ…なんて愚痴っていても仕方ない。
ハーネスを抜いて、クルマからメーターを除去します。作業としては、難しいというより手間がかかる。
イライラして力を入れると、固定している爪(特に内装パネル)を痛めてしまうので、とにかく落ち着いて作業を行うことが大事だとわたしは思いました。
…って事はやっぱりイライラする作業には違いないです(笑)
空っぽになりました。メーターを修理業者さんに送って、内装部品は(ビス含めて)無くさないように保管です。
次回は、ばらしたメーターとその後、取付などを紹介しようと思います。次回もお楽しみに!
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