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180SXってこんなクルマ(中身その2)

180SXってこんなクルマ(中身その2)
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内装について

先の「180SXってこんなクルマ(中身その1)」の続きです。

極力ノーマルに寄せていますが、若干手が入っています。ご参考になれば幸いです。

今回は、カタログも併用してご紹介します。

併せて愛車紹介(180SX)もご参照頂けると幸いです。

中期型から後期型への変更点

わたしの180SXは、平成8年以降の「後期型」と呼ばれるモデルです。標準状態でも、以下の部分が中期型より変更になっています。

夜間の写真ですが、指針が赤いのとオドメーターがデジタル化されています。また警告灯も、絵柄自体が光るようになっています。

メーター→オドメーター/トリップメーターがデジタルになり、指針が赤色に。

1992年のカタログより。雰囲気は似ていますが、指針色やオドメーター・ウォーニングランプなどの違いに注目です(カタログより)

シート→意匠に「180SX」模様が入り、形状がS14と類似のものなっています。また、内装の生地や色が変更になっています。(グローブボックスやドア内張なども)

シートの柄です。ステアリング・ペダルカバー・ダッシュボードカバーなどは純正と異なります

なお、S13系のシート形状は下記の通り変化しています(いずれもカタログより)。

S13シルビア前期シート
S13シルビア後期シート
180SX後期シート

ステアリング→R33後期や、S14後期に見られた4本スポークのエアバッグ付きになっています。

参考(カタログより)

後期純正エアバッグステアリング(ウレタン)
後期純正OPエアバッグMOMOステアリング

電装系→ハーネスが変更になっており、電装品の見直し(グローブボックス照明の廃止など)やスイッチ形状変更(パワーウインドウなど)が行われています。また、見た目が同じものでもカプラーの変更などで、中期型→後期型への交換がそのままではできないものもあります(エアコンパネルなど)

下記スイッチも、ハーネス形状が異なるので前・中期→後期の入れ替え流用はそのままではできません。

平成8年以前のスイッチ形状(シルビアカタログより)
平成8年以降のスイッチ形状(180SXカタログより)

運転席、助手席を照らすためのライトも廃止されていますが、取付穴は開いたままです。

わたしの180SXには装備されていませんので部品が入手できたうちに後付けしました。こういう雰囲気は大事だと思うのですが

※その他オーディオハーネスなども含めて、電装系はS14に近いと思っておいた方がいいと思います。

そのほか、中期→後期以外にも、最前期(1800cc)モデルではリアのシートベルトが2点。2リッター以降は3点に改まっているなどの差異があるようです。製造期間が10年に及ぶので、いろいろな部分が変更になっていると思います。

コクピット廻り

上記を踏まえて、わたしのクルマの変更点ですが、

ステアリングはエアバッグを解除・当時の純正オプションに似た形状のものを使用しています。最初はサーキット使用時の誤作動を防ぐという理由でした。

伴い、サンバイザーもエアバッグ表記のないものと交換しています。

運転席サンバイザー閉
運転席サンバイザー開
助手席にはミラー装備
本来は、下の「エアバッグ付き」警告入りサンバイザーを装着しているはずです。上のものはS13シルビアから調達したものです。記載内容が大きく変わっています

シートは、サーキット走行時はセミバケットを使用していましたが、乗降性やノーマルの雰囲気を尊重して、現在はノーマルに戻しています。

かつてはスポーツシートを装着していますが、純正に戻しています

オーディオは1DINタイプとし、空きスペースにETCを設置していますが、見栄えをもう少しよくしたいなと画策中です。

ナビは装着していません

細かいところでは、純正では灰皿に割り当てられているスペースを小物入れにしています。

これは形状が同じF31レパードの小物入れを、交換して使用しています。欠点としては、灰皿であれば機能していた灰皿照明の採光穴がないため、夜間光らないことと、見た目の処理が純正と異なってしまうところです。

ここだけ革しぼ模様です
中はこんな感じです

ダッシュボード上のカバーは、180SXはまだダッシュボードは割れていませんが、遅かれ割れてしまうとの予想から、保護のために使用しています。

ドリンクホルダーはいつの間にか当時物となりました

スピーカーは純正状態ではフロント・リアともに一昔前の日産によくある縦横長さが異なるものでしたが、わたしはフロントのみ17㎝を入れています。

板で調整し装着しています
25年以上前のスピーカが頑張ってます

リアは、廃盤となってしまったスピーカーのウーファー部分のみ入れています。個人的にはこれで十分なのではないかと思っています。

今回までで、簡単に180SXの紹介をさせていただきました。次回は新たなテーマを取り上げたいと思っています。お楽しみに!

このシリーズを最初から

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