180SXってこんなクルマ(中身その1)
エンジン・ミッション・足廻りについて
先の「180SXってこんなクルマ(外装)」の続きです。
ノーマルに近い部分もありますが、比較的手の入った部分もあります。ご参考になれば幸いです。
併せて愛車紹介(180SX)もご参照頂けると幸いです。
エンジンについて
エンジンは、ターボなしのSR20DE型です。平成8年に追加されました。
当時、S14シルビアに搭載されていたものは可変カムなどの採用で160馬力になっていましたが、180SXにそのエンジンは搭載されず、PS13シルビアと同タイプの140馬力のまま、生産終了となっています。
参考として、PS13のQ’s(エアコン付き)が1,130キロ、180SXのタイプSが1,200キロなので、リトラクタブルライトとハッチバックで70キロ程度重くなっているようです。
わたしのエンジンは、ハイカム化・ECU交換を行っており、制御がエアフロレスに変更になっています。ただし機能を止めたエアフロは外していません。
また、ハイカム化でアイドリングのバラつきがあるため、改善できないかと思いアーシングを施しています。オイルキャッチタンクも設置しましたが、おとなしく走っているためかオイルは溜まりません。
排気は、以前使用していたマフラーが腐食でダメになったタイミングで、シルビアPS13用のマフラーを導入しました。こちらは中古ですが、ステンマフラーの為その後、腐食せずに持ってくれています。
駆動系について
わたしの180SXは、駆動系を変更しています。
純正5速→6速に変更しています。伴い、クラッチ周りはターボ流用・フライホイールはターボ用の軽量タイプを使用しています。
また、ミッション寸法が変わっている関係で、プロペラシャフトも変更。デフは機械式LSDになっています。
内装はミッション換装の際にシフトレバーのねじピッチが変り、本来は純正のシフトノブはつかなくなっていますが、のちに純正のノブを装着したくなったためシフトレバーを流用移植し、見た目では純正のようになっています。
ミッション・プロペラシャフトの変更で型式は「E-RPS13改」となっています。
足廻りについて
足廻りは、以前はサーキット走行を行っていたため車高調整式に変更していましたが、現在は原則としてスポーツ走行をこのクルマで行わないことと、ボディの保護を考え、純正形状に戻しました。
ただ、足廻りを戻す際の部品コストの兼ね合いで、純正ではなくnismoのs-tuneを取り付けています。
(純正に戻すよりも結果的に安く済んだ)
このため車高はわずかに落ちています。また、あくまで街乗りですが、s-tuneはそこそこ硬い足になっています。
ホイールは、15→16インチを経て17インチ化しています。まだ、オークションで割安で購入できた頃に交換しています。なお、4穴のままです。
タイヤは現在はこれも格安で入手できたBS POTENZA S-001です。(少々古かったので新品ですがびっくり価格だった)
今回は機関・駆動・足廻りについて大まかに触れました。次回に続きます。お楽しみに!
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