AE92レビン バンパーを塗ってみる
※過去の作業の振り返りです。
カー用品DIYグッズで直るのか?
ずっと気になっていた傷。
我が家のAE92レビンは格好いい。本当にそう思います。(自画自賛)しかし、傷が多いんです。
理由は…まあいいや。とりあえず、わたしがぶつけたものではないんですが。
造形の簡単なところは、自分で直してみる
フロントバンパー・リアバンパーともに傷があり、フロントバンパーの方はウインカー部に。リアバンパーの方はつるっとしたところにあります。
フロントは少々直しにくい感じです。わたしには難しそうなので時間の関係で今回はペーパー掛けだけして誤魔化しておくこととします。そのうちにね。
リアは、幸い私のスキルでもやりやすい傷です。今日はこれを直してゆきます。
使用したもの
塗装は、使用するブランドを揃えることをお勧めします。
マスキングテープ(テープ状のもの)・マスキングシート(ビニールがセットになっている広い面積のもの)・耐水サンドペーパーセット・下地用サフェーサー・塗料(塗る色とクリア)です。
後ははさみ等、水研ぎ用にバケツ、塗装面を拭くのにウエスなども必要かと思います。
ペーパー掛けとマスキング(ちょっと失敗)
まずは傷と塗装の段差を消すために耐水ペーパーで水研ぎします。
塗装の食いつきがよくなるように周囲の塗装も少し研いでおきます。今回は、パテは使用しませんでした。
サンドペーパーは、水で濡らしながら使う(水研ぎ)と持ちがいいです。
マスキングは、仕上がりを左右するから慎重に!と言いながら失敗。
わたしは塗り分けで違和感が出ないように上はバンパーのモールまで。左右はボカすつもりでしたが…次の写真をご覧ください。
初心者は、塗装は広めがいいのかな?
今回はパテを入れていないので、マスキング完了で早速下塗りを吹いてゆきます。
塗ってみて思ったのが、「塗装をボカすのは難しいな」ということ。方針変更で、前の部分はバンパー端まで塗ってしまいます。またリア部分も、段差が出ないように広めにしておきました。
このあと、サフェーサーを何回か重ねて塗った後、乾燥を待ってから再び水研ぎをします。この水研ぎはサフェーサーの表面を整える意味があります。
ボディカラーを入れる
わたしのレビンはボディカラー「トヨタ 205」(ブラックメタリック)です。購入する際はご自身のクルマにあったものを探してください。
結局、泥除け手前まで塗ってしまう判断は正解だったようで、塗ってみるとこの方が部分修正をしたことがばれにくい感じはしました。
とはいえ、しょせん素人の缶スプレー塗装なので艶々かといえば…。傷のあるバンパーよりは見られるかなという感じです。キャプションの通り、缶スプレーを使い切るつもりで三回塗りました。
※缶スプレーは、残量がわずかになると粒子が荒くなりますので、注意してください!(塗装がダマになる)
クリアはメタリック塗装必須です。
さらにこの上から、クリアを吹きます。クリアも厚くならないようにしながら、三回吹きました。
マスキングをはがして…
遠目に見れば、いい感じかな??昔の梨地バンパーであれば、表面に艶が出ないのでこの塗り方で問題ないんですけどね。。。
マスキングをはがして完成です。後ろ部分のぼかしが甘いのですが、(この時は)後で磨きで表面を整えようと思っていました。
本当は横着しないで(乾燥してから)コンパウンドで磨くべきですよ…。その後結局磨いていませんが、時間の経過とともに馴染んできてしまっています。
作業によってはこういうものもあります
バンパーが削れている、表面が平滑でない場合はパテで埋めます。
また塗装面積が少ない場合はこういうものがあります。
ご存じの方も多いと思いますが、タッチペンをスプレーにできる便利ものです。アタッチメントだけなので、タッチペンは別途自分のクルマの色で探します。
面積によってはこの組み合わせでもいいかなと思います。
実は缶スプレーの方が安いですが、吹く面積が狭くなるので大掛かりなマスキングが不要というメリットがあります(必要なマスキングはしてくださいね)。
傷そのままよりもいいかな?
言い忘れていましたが、わたし(管理者)は相当どちらかというと不器用な方です。
そのため慎重に作業をしましたが、初冬の乾燥した晴れの天気だったので乾燥も早く、作業時間はトータルで三時間強といったところでした。
感想として、「傷そのままより直したほうが良かったな」というものでした。このレビンは平成2年式、車齢も30年を超えていて、塗装もあちこち傷んできています。いわば新車とは程遠い状況です。
傷をそのままにするより、この仕上がりならばやってよかったな、と思いました。
結論:完璧を目指さないなら充分ありだと思います。
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