わたしの「渡越物語」(5)
- 2025.08.31
- 近況

ベトナムの自動車事情をもう少し見てゆく
ブログを始めた頃にはおおよそ想像もつかなかった
「仕事でベトナム出張」
今回もこの話を続けますね。
現地の「国産車」
今まで、トヨタはじめに本社や韓国車の話をしましたが、「それじゃベトナムには自動車会社はないの?」という疑問があると思います。

ベトナム自国ブランドとして、「VinFast」という会社があります。読み方は「ビンファスト」。
2017年設立の比較的若い会社ですが、生産規模にして年間20万台以上の工場を擁するメーカーです。
以前は内燃機関も製造していましたが、現在はEVの製造に特化しているようです。
現地では、タクシーでもよく見かけます。
コレはVinFastの中でも最もコンパクトなモデル
「VF3」です。とても愛嬌のある顔つきをしています。
自国でEVが製造できること、そのEVがタクシーを始め、普及している事もあるのかベトナムは普通にEVが普及しているのです。
コレは、供給されている電気が220Vという事もいい方向に影響しているのかもしれませんね。


ここで見掛けたクルマには、かわいいイラストが施されていました。
よく見るとこのホイールも社外品?な様子で、このクルマのオーナーはクルマ趣味の方かも知れないですね。
ベトナムのEV事情、日本からでは全く想像できませんでした。しかも輸出する計画もあるとか…
現地の「バス」
現地ではバスに乗る事もあり、また見掛ける事もありました。
左ハンドルの為、乗り降りの扉は右側についています。
このバスは片道50キロ程度の運用に入るものだからなのか、非常に快適でした。シートはリクライニングもします。しかし扉配置は日本の路線バスのそれなので、ちょっと不思議な感じを受けます。
このバスで見掛けたのはあのキャラクターです。
関東(南部)に訪れる方ならご存じかも知れないですが、、、




わたしが滞在した「トゥーザウモット」は、東急グループがデベロッパーであることもあり、域内やホーチミンに向かうバスを東急が運行しています。
そういう事もあって?なのでしょうか、日本でも(東急バス運行地帯では)お馴染みのノッテちゃんがいたりします。
ベトナム、日本企業の進出も多く見られます。
バスネタといえば、ホーチミン市街では2階部分の屋根が取り払われた観光(周遊)バスが、多く運行されていました。
わたしが滞在した7月20日の日曜日は、あいにくの天気でしたが、それでもカッパ着用でバスに乗り込む観光客の姿が見られました。
「ベトナム バス」で検索すると、この情報が結構載っています。そして、2階建てバスといえば。


ベトナムで多数運行されているバスは、見た目は日本のハイデッカー構造のものに少し似ていますが、内部は「2階建て」の「寝台付き」だそうです。
夜になると、煌びやかな電飾がされたバスが幹線道路を走ってゆきます。
写真に上手く残せませんでしたが、コレもかなりインパクトのあるバスでした。
現地の「タクシー」
先ほども触れた「タクシー」についても触れてゆきます。現地で乗る機会がありましたので…
「タクシーなのに助手席なの?」と思われる方もいると思いますが、正直どこに乗るのが正解かわたしもわかっていません。
ドアは自分で開閉しますが、わたしが初めてタクシーに乗った時は、現地企業の社員さんは助手席のドアを開けてくださったので、マナーとしては間違いじゃないのかなぁ…どうなんでしょうか。
コレは、最終日、滞在施設から空港に向かうタクシーの車中です。




VinFastの乗り心地は、力強く、快適なものでした。
運転は、「ソコソコ縫うし飛ばすな」という印象でした。わたしは個人的には平気で、むしろ快適と思っていましたが、怖い…って思う人もいるかも。
この運転手さんは会社手配でよく来る方らしく、コチラの事情を考慮して、早く着くように気遣いしていただいたのかなとも思います。
そんなこんなで空港に着きました。
リアハッチを開けて笑顔で荷物を渡してくれる。コチラの方々、笑顔で接してくれることが多く、とても嬉しかったです。
わたしもスマホを取り出し、「ありがとう 快適でした」とベトナム語に訳したものを見せて、感謝を告げました。
とにもかくにも滞在5日のベトナム旅行出張は無事終わりました。

帰国します
空港に降り立った瞬間、5日間親しんだ日常が過去になるという思いを感じました。

職場と滞在先の移動や、ホーチミンへ向かう車中でもよく見かけた「ハイランズコーヒー」。(日本では未展開)
町のそこかしこで見掛けて、わたしも腹を満たした「PHO」(フォー)。
ここに居られる時間もわずか、もう間もなく出発です。なので、、、


7月1日に突如降って湧いたベトナム出張。
日程的に7月の3連休と丸被りで、突貫工事で準備した、さてどうしたものかと。
何より今まで行った事のない所にいきなり行って大丈夫か?
そんなこんなで若干乗り気ではなかったのは事実なのですが、日本にいたら見えないモノ、気付けないモノを少し見られたような気がしていました。
現地の人たちのやさしい姿も見られて良かった。とても印象に残っています。

帰国



降り立った日本は、朝7時台というのにベトナムより暑い。(向こうは雨季でほとんど曇りだった)
暑さと日差しに面食らいながら、通勤ラッシュと逆方向にいったん家を目指して歩き始めます。
さて帰ったら。。。
午後から在宅で仕事だよ()
次回は別の話題
わたしにしては珍しく旅行記(旅行じゃないゾ)みたいになった今回ですが、今回でこの話題は終了になります。お付き合いいただいてありがとうございました。
次回は別の話題ですお楽しみに!
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