わたしの「渡越物語」(3)
- 2025.08.17
- 近況

ベトナムの自動車事情を見てみると
ブログを始めた頃にはおおよそ想像もつかなかった
「仕事でベトナム出張」
今回もこの話を続けますね。
現地のクルマ達
渡越前のは、「ちょっと古い(20~30年前)の日本車がたくさん走ってる」といったイメージを勝手に持ってましたが、少なくとも空港周辺・ホーチミン市街・滞在したトゥーザウモット周辺では新しいクルマが多かったです。
印象としては、(前回紹介した)トヨタ、ホンダ、三菱が多く、マツダもよく見かけた。
外車では、現代、起亜が多い。見慣れない日本車だなと思うと、実は現代や起亜だった…という事も多かったです。
あまり見なかったのは、日産、スバルなど。スバルはディーラーも見掛けましたが…
ホンダ車
ホンダ車、よく見掛けました。大半はコレでした。

さてこのクルマは。日本国内では別の名前でおなじみだった記憶があります。
そう、日本国内では「グレイス」として売られていたモデルです。コチラでの名前は…
「シティ」です。こちらではたくさん走っており、よく見掛けました。
逆にハッチバックの「フィット」は見掛けなかった。
日本国内では随分前に「シティ」の名前を聞かなくなりました。
コチラのクルマで名前が継承されているのは、イイなーって思います。
とはいえ、こちらで見掛けたクルマ達も、90年代に日本で売られていた頃のモデルとは、勿論違うのですが。
日本市場ではセダン不振と言われていますが、このサイズのセダンはとても魅力的に感じます。


この写真もシティ。ホーチミンに向かうバスの中で撮りましたが、とてもスタイリッシュに感じました。
純正?の羽根も凛々しい。そういえばこちらの人たちって、積極的にエアロパーツを選択するのでしょうか。わたしが見たクルマはほぼエアロレスでしたが、羽根がついたクルマもごくわずかに…
まぁ、アンダー系のエアロは道路事情などで厳しいかもしれないですが。
こちらは「シビック」です。さすがにシティほどではありませんが、滞在中比較的よく見かけました。
これは4枚の方ですね。
国内で見掛けた時は、タイプRでなくても「随分スポーティーなクルマだナ」という印象を受けましたが、このシビックは何というか、シックな印象を受けます。
アッパーミドル層のセダンという位置づけなのでしょうか。比較写真を載せます。



三菱車
「三菱はアジア諸国に強い」という話は何処かから聞いたことがありました。さて…

三菱のASEAN向けの「エクスパンダー」です。
7人乗りのミニバンと扱われているようです。やはり、ヒンジドアの7人乗りの需要は旺盛な様です。
三菱のクルマ、現地でたくさん見掛けました。その中でもエクスパンダーはかなり多い印象です。
コレは黄色ナンバーなのでタクシーでしょうか。
コレは日本国内でも再投入された「トライトン」(調べるまで知らなかった…)です。
2023年から販売されている(この記事は2025年8月現在)現行モデルのようです。
グローバルで年間15万台を売るトライトン。
そして三菱の海外販売比率は90%。ベトナムでの市場シェアは13.3%(2025年リリースの2022年度実績、三菱自動車HPから)


ベトナムの新車販売台数は(2024年現在)年間約49万台と、日本の年間457万台と比べると現在はそこまで多くは無いのかもしれないです。
ただ、国自体が現在急速に発展していることから(わたしが見た時も道路や街区の開発が盛んな印象を受けました)、これからの需要も伸びてゆくのではないかと思います。
日本車だけでなく
向こうで、「あれ、このクルマ見た事ないな」と思うと、結構な割合で韓国車だったりしました。
確かに日本車も多かったのですが、韓国車もよく見掛けました。特によく見かけたのが現代と起亜。
わたしは韓国車についてはほとんどわからないのですが、それでも写真を撮ってきたものがあるのでご紹介しますね。
5代目アクセント。2017年からのモデルのようです。



起亜カーニバル。帰国してから調べたところ、全長5メートルを超える大型ミニバンでした。
そして向こうではあまり見なかったスライドドア。日本車でいえば「アルファード」がライバルとなるのでしょうか。
※現地では1台だけ現行アルファードを見掛けましたが、現地の価格は調べたら日本円換算で2000万円を超えるそうで…
次回に続きます
今回は、三菱、ホンダなどを紹介しましたが、もう少しネタがあるので、次回以降紹介します。
お楽しみに!
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