わたしの「渡越物語」(2)
- 2025.08.11
- 近況

ベトナムの自動車事情を探る
ブログを始めた頃にはおおよそ想像もつかなかった
「仕事でベトナム出張」
今回もこの話を続けますね。
ベトナムの交通事情
前回のブログでも書いた通り、とにかくバイクが多い。

そしてバイクはグイグイと入ってきます。通勤時間帯などは、車線が一つ川の流れのようにバイクで埋め尽くされるのもまた普通の光景。
車の運転手、バイクの運転手ともにホーンを多用して、自社の存在をアピールして接触を防いでいます。
通勤の足だけじゃなく日常のアシのバイク、家族3人乗りや4人乗り!も見掛けました。
幹線道路は、片側2車線~3車線が多く、車線が狭いという事もありませんでした。
ただ、市街地はともかく少し離れたところだと、早速舗装されていないような道もあります。
このあたりが、現地の人たちのクルマのチョイスに効いてくるのかなと思いました。
「日本と比べて広くは感じるが、カオス」
という印象です。

現地で見掛けたクルマ達(トヨタ編)
今回は、多くの時間が仕事かつ会社の人との同行の為、なかなか写真が撮れませんでしたが、それでもいくつか撮ってきました。

現地で多く見掛け、わたしも現地での移動で乗せて頂いたクルマ「トヨタイノーバ」。
7人乗り、国内では少数派のヒンジドアの3列シートです。
このクルマ、フレームシャシーでFRだそう。。。
そして日本で主流のモデル達と比べるとサイズも一回り大きいようです。
コレは、トヨタの「ヴェロッツ」という車種で、イノーバと同じく7人乗りですがコチラは横置きのFFとのことです。
ぱっと見、イノーバとよく似ていると感じますが設計は異なるようです。
そしてこのクルマは、ベトナム生産だそうです。
トヨタ、アジア展開にもぬかりなし。


Wikipediaによると、寸法は4475×1750とのこと。
このサイズなら日本国内でも受け入れられそうだな、と感じます。
(イノーバはもう少し大きい)
こちらはダイハツとの共同開発という事です。
新旧並んだ「トヨタフォーチュナー」。
先代はハリアー似のフォルムで、中身はハイラックスに近いというクルマです。
コチラの道路事情(急激な雨で道路が冠水する、舗装していない所も多い)など考えると、こういったクルマの需要は高いんだなと感じます。


…という訳でハイラックスも居ました。
コレは、ベッド部分にカバーを掛けてあるのか、トラック形状ではないのですが現地ではトラック形状のクルマも多く見かけました。
やはり、道具の使い方としてそれが良い、という選択なのだと思います。
じゃぁセダン系はどうなの?という話ですが、セダン系もちゃんと需要があるようで、トヨタだけでなく他のメーカーからも複数出ています。(コレは後程)
コレはトヨタ「カローラアルティス」のようです。黄色ナンバー(≒タクシー)としての需要もこなすようで、ソコソコ見掛けました。




余談ながら、こちらで走っている車両はみんな新しいなという印象を受けました。
写真の120系?カローラベースのアルティスでも、ソコソコ古く感じました。
古いクルマは、数台しか見なかったのですがエリア的な要素も大きいかもしれません。
それにしてもこのクルマのエンブレムは…
この加飾って、日本のカーショップでも置いてありますよね。こちらでもこういうのが売られているのでしょうか。
年式旧めのクルマでは、90年頃のアコードと、E90系のカローラを各1台。そのくらいで、あとは概ね最近のクルマに感じました。
もっとも私の中の最近のクルマが、正しく最近かという問題はありますが。


コレは、ホーチミンに向かうバスの中で見たのですが、後ろ姿は確実に100系ハイエースと思いましたが。
正面はなんか違うクルマのようでした。
ハイエースをベースにしたクルマなのか。。。
前から写真を撮れなかったのが残念です。
一見すると、現地の人たちはカスタムとかしないのかな?とも思いましたが、どうもそんなことはなく。
コレはトヨタのヴィオスですが、社外品っぽい羽根と、ボディーにデカールを貼っています。
こういうクルマを見ると嬉しくなります。ところで羽根は社外品なのでしょうか???

次回に続きます
今回は、トヨタのクルマに絞って紹介しましたが、トヨタ以外にもまだ写真があるので、次回以降紹介します。
限られた時間でしたが、それなりにクルマを見られて良かったな、と感じています。
次回以降も、クルマの話などをしてゆこうと思います。
お楽しみに!
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