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180SXのステアリングを巻き直す(2)

180SXのステアリングを巻き直す(2)
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前から気になっていたステアリングの劣化。ステアリングの巻き直しを依頼し、現物を送付するよという事で話がまとまりました。今回はステアリングの劣化、取り外しの事について、話をしてゆきます。

※このシリーズは、わたしが依頼した施工業者様「CAR WASH SERVICE 888 様」に許可を頂きまして、その内容を紹介させて頂いております。

このシリーズの記事に、宣伝等の意図はございません。また、宣伝依頼を受けて作成した記事でない事を書き添えておきます。

この記事をご覧になって、該当業者様を含む業者様に依頼されたことの責任は、当ブログでは負う事が出来ません(当ブログは作業紹介であり、業者様斡旋の意図はありません)

また作業取次等も出来ませんので、作業依頼検討時は、ご自身で依頼先にコミュニケーションを取って頂いて、ご確認、ご判断を頂き、ご自身の責任で依頼するようにお願いいたします。

以下、読み進めていただく場合はご了解いただけたものとします

非常に説教じみていて恐縮なのですが、ブログを見ている皆様がご自身ご納得の上、趣味を楽しんで頂ける為に、どうぞよろしくお願いいたします。

ご了解いただけない方は→こちら(トップページに戻ります)

↑今回依頼した「CAR WASH SERVICE 888 様」

前回の記事

現物を観察します

巻き直すステアリングをじっくり見る

さて、今回依頼するステアリングを見てみましょう。MOMOの「スピード4」というもののようです。

ぼろいし傷キズですねぇ

このステアリングを見る限りは、分割部分がどこにあるのかがチョット判然としないのですが…

少なくとも4分割ではないな、という事が見て取れます。

また、ステッチは用意されているものに、上記ステアリングに該当するパターンがないようです。

合わせ目に対して、平行な感じの縫い目ですが、そういえば純正でそういうステアリングはあまりない気が…

なお、MOMOステアリングは合わせ目が割れてくることも多く、それはこの縫い方にも関係があるのかな。。。などと考えています。

さて。ではどういうパターンが良いか。

オリジナル性を重視するならばパターンを損なわないように、もともとの革を活かしてリペア、もしくは同じパターンを縫製で再現したいところではありますが。

わたしは、日常に使う事を念頭に置いているので、そこまでの再現はしなくとも、と思いました。

ステッチの種類(業者様HPより)
S13純正シフトノブ

コレはS13系の純正シフトノブ(ターボ系)ですが、この縫い目は黒糸で「千鳥」パターンに近く見えます。

MOMOのオリジナル性は損なわれてしまいますが、このシフトノブと見た目を合わせるというのはアリと思います。(車内の様子がより一層純正寄りになること請け合いですが)

伴い、糸色も黒になるのかな…と。

ステアリングを外す

仕様について吟味したところで、いよいよステアリングの現物を外します。

このあたり、エアバッグがついているか否かで作業性が変わります。ウチのクルマ達は「エアバッグがついていない」ので、その点ご了承ください。

※エアバッグのついているクルマの脱着作業はキケンが伴うので、その点ご注意ください!!

180SX含む一般的な純正ステアリングは、ステアリングとボスが一体になっていて、ステアリングを外す作業=シャフトからステアリングを抜く作業、となります。

もしこのクルマに純正ステアリングが装着されていれば、外し方は「エアバッグを解除したうえでシャフトからステアリングを抜く」、装着は「汎用ボスを使用」し、汎用ボスを介して「社外品ステアリングを装着」となります。

ウチの180SXは純正状態から変更されています。その為上記の「汎用ボスを装着」までは既に完了しているので、社外品どおしの交換は、比較的簡単になります。

装着状態

踏まえて、まずはこのステアリングを外します。

ウチのクルマは上記の通りなので、手順は、

嵌め込まれているセンターパッドを除去。

ステアリング本体を外す。

説明すればそれだけで、ステアリングをシャフトから抜く必要はありません。

センターパッドを外した写真がこちら。お気づきの方も多いと思いますが、この作業は「ホーンが鳴らないようにする」必要があります。

正解は、バッテリーからマイナス端子を外す事なのですが、ホーンを鳴らさない様にするだけならば、ホーンのヒューズを抜いておけばOKです。

※最近の車両は、ECU等への影響、OBD2にエラー履歴が記載されるなど色々あるようなので、作業時は別途ご確認いただくことをお勧めします。

センターパッドを外す

六角レンチは100円ショップでも買えるけど、コレだと無くしにくい

6本のねじを外す

社外品のボスとステアリングであれば、このボスをクルマに残して、ステアリングのみを取り外せば撤去できます。

このボスは「MOMO」「NARDI」タイプのステアリングが装着できるように双方の固定穴が開いています。

取り外すときはステアリングをセンター位置にしておいた方が後が楽です。

180SX、標準ではエアバッグが装着されていたのは前述の通りで、このボスは「エアバッグキャンセル」のタイプで、写真でもそのためのハーネス(カプラー)が見えると思います。

参考:ボスというのはこういうモノで(注:必ず適合を確認してください!

※わたしも思い出しましたが…特に平成ヒトケタのエアバッグ車の適合は非常にわかりにくい…

次回に続きます

次回は、取り外した後の様子や、それじゃ外してる間はどうするのさ、という所を触れてゆきます。。

次回もお楽しみに!

このシリーズを最初から

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