カプチーノ襟巻きリフレッシュ作戦(4)

「カプチーノの襟巻きリフレッシュ大作戦」。前回は分解の様子を見てゆきました。今回は、各部品の様子を見て、手直しを開始します。
部品の検証
それでは、部品の検証を始めます。

まず外れた襟巻きを、屋内に持ち込みます。そしてゆっくりチェック、各部品の交換や清掃などを行います。
襟巻き本体は
実は、ガーニッシュ本体にも破損が見られました。が、コレは今回ではなさそうな…

右の端の部分、ちょうどリベット周辺ですが、目視で何となくヒビみたいなものが見えたのですが、取り外して触ったら「ぽろっ」と取れてしまいました。
ただ、ココの部分は以前からちょっと様子が怪しい感じでした。小さい破片の方にリベット(=固定穴)が開いているので、仮にここが剥がれても直ちに部品が無くなる事は無いのですが…
剥がれた部分には裏面に盛り上げができるようなボンド状のものが塗ってありました。
コレは恐らく最初に交換した際に、ここを壊してしまったのではないかと。で応急措置をしたまま年月が経過したのではないかと思います。
見つけてしまった以上、わたしの方で直すこととしましょう。
幸い今はイイものがありますので。


紫外線(UV)硬化タイプの接着剤、盛り上げ形成もできるというものです。
コレを使って接着します。
瞬間接着剤と異なり、塗布して貼り合わせただけではくっつかず、同封のUVライトを照射すれば硬化するというものです。
色々なものがあるようですが、今回はコレを。
UVライトを4秒程度照射すれば固まる…という事ですが、片手で照射しながら片手でパーツを合わせるのは、ちょっとコツが要ります。
それでも、今回の用途ではくっつける事が出来ました。
強度を要するものは慎重になるべきとも思いますが、今回の部分はあまり力は掛からないので、コレでよいかなと思っています。


とりあえず、クルマについていた時と同様の状態には出来ました。気になるなら、(スキマはさっきの接着剤で埋まっているので)色を塗れば目立たないでしょう。
このクルマというか、この経過年数のクルマに完璧を求めると疲れてしまいますのでこの程度でOKと思う事にします。
それが長く乗る秘訣(かもしれない)?
ハイマウントの固定
ハイマウントは、ガーニッシュ本体にビス止めされています。このハイマウントは修理品と交換します。修理依頼の様子はコチラ。
ハイマウントの固定方法は簡単で、タッピングビスで締めてあります。(2か所)
この写真では、ハイマウントの横にステーがいるのが見えると思いますが、コレはクルマとハイマウントを固定している部分です。
1枚目の写真は左側(助手席側)です。もう一か所は、反対側になります。


反対側も同様の固定方法です。そして、多くのハイマウントランプが陥っている症状…
この写真では(このランプでは)発生していませんが、振動か屈曲の影響か、このハイマウント固定部が折れてしまうことが度々起こります。
実は今回、補修交換したもう一つの方は、そのようになっていましたが、先ほどの接着剤等で直しています。
今回、この部分の補修に取り掛かった理由の一つが「ハイマウントの球切れ」だったので、ここを交換するのは必須という事です。
このブログを書いている(2025年2月)現在、補修したところは既に剥がれてしまったらしく、ハイマウントは触ると少し動くような感じです。(脱落するようなことはないです)
ココは非常にストレスの掛かりやすい部位なのかもしれません。


次回に続きます
今回は、ガーニッシュの状態を確認し、ハイマウントランプの交換を行いました。
次回は、モールとリアデカールについて触れてゆきます。
そして装着までの話をできると思います。もう少しお付き合いいただけると幸いです。
今回のブログは以上です。次回以降もお楽しみに!
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