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10月13日は「#OpenCAFEで会いましょう」(5)

10月13日は「#OpenCAFEで会いましょう」(5)
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イベントならではの大興奮(?)

2024年10月13日に開催された、「OpenCAFE」についてご紹介しています。

今回も、当日の様子の続きになります!

前回まで

前回までの様子はコチラから

距離を乗りたくて遠回り
会場に入るなりアッツアツ
濃ゆいーイベント
こだわりのクルマ達が居る

カプチーノの純正OPがてんこ盛り

今回会場で見掛けた参加車両の中で、「コレはアツい」というものを紹介します。

実は脱着は容易ではない

クルマの横に立てかけられたコレは、知る人ぞ知る「カプチーノ用キャンバストップ」です。

コレは純正ではなく、社外品です。

当時「CRUX」(クラックス)という所から出ていたと思いますが、カプチーノの堅屋根ではオープンにしにくい。気軽にオープンに出来るソフトトップを…という事かはわからないですが、販売されていました。かなり高価だった記憶があります。

社外ソフトトップだけでも既に悶絶案件ですが、このクルマのドアミラー上部にはこのようなスナップが用意されています。

このスナップも知る人ぞ知るもので、ある装備を装着する為(その装備をディーラーで依頼すると架装をクルマ側にしてくれる)仕込んであるものです。

この装備も既にマニヤ羨望の的となるものです。いったいどれだけ数が出たのかな。。。というものです。

なぞのホックと
なぞのピン

その装備を装着するために、車内にもこういったピンが装着されています。

このピン自体は、クルマ側に準備されているネジ穴(蓋で塞いである)装着するだけなのですが…

この装備を装着するために、あらかじめネジ穴をダッシュボード上部に仕込んであったというのもなかなか凄い話だと思います。

このピンと先ほどのホック、あとは格納した屋根の隙間に板状のものを挟むことによって、この装備が固定できます。

「この装備」。わたしも実はリアルに見たのは初めてでした。

知名度はあれど、実物は流通していない。そんな純正オプションです。それは…

トノカバーです!

純正カタログにはでかでかと載っていたトノカバー。コレを装着して、運転席部分だけ開放する(写真で切れ目が入っている部分)と、冬でもヒーターの熱気が社外に逃げず快適。またちょっとした駐車時に車内のものを守れる、という事ですが…

なお、写真に写ってるトランクキャリアは、オプションで設定されていたものとは異なる「リミテッド1」専用装備のものだとの事。(リミテッド1はメッキ。ホントは木材がついているが朽ちてしまったとのことです)

マニヤは微差がスキ

このクルマ、エアバッグがついているのですが、カプチーノにしては少々大きいスタリングは当時のエアバック付きステアリングの流用だったのでしょうか。

エアバッグがついている事で、標準車と異なる部分があります。カプチーノ、グレードは(リミテッドを除いて)1つしかない筈ですが、装備による微差が結構あるんです。

そうして、その微差がオーナーたちの心を掴むと。

エアバッグ装着車は非装着車と
この写真で判ったら
それはそれ、マニヤですよ
サンバイザーの表記も異なる

コレは標準車(非エアバッグ)オーナーが気付いたのですが、「コラムスイッチの形状が異なる」と。

確かに、標準車のワイパーレバーはもっと角ばってます。それにディマースイッチの形状も異なります。

よく見るとメーター横の本来ブランクになる筈のスイッチに表示がありますが、コレは輸出仕様のバックフォグスイッチのようです。そしてこの木目パネルも…

木目パネルの色と模様も、差があるんです。

カプチーノのオプションでも、人気の高い「木目調パネル」ですが、ごく初期のものはその後のものより赤みが強く、木目の意匠も異なります。

確か、ローズウッド調とマホガニー調だったかな…と記憶しています。

流通しているのは殆ど後のタイプで、赤みの強いのは少数です。

コレは知る人ぞ知る

まだまだある、希少OP

この出っ張りは

標準車オーナーは見た事の無い装備の数々。この出っ張り、いかにも後からつけたような形状をしていますが、この奥には「ABSユニット」が鎮座しています。

カプチーノはABSとエアバッグ、トルセンLSDがセットオプションだった為、、このクルマにもABSがついているという訳です。確かにこの部分なら屋根の格納からは逃げてますが…

反対側のスペースには、ディーラーオプションだった「CDチェンジャー」がついています。

ごく初期、取付場所の検討が不十分で、屋根が格納できなくなったという話を聞いたことがありますが、この位置であれば屋根は格納できます。

標準車でわずかに残るスペースは、オプションのスペースとして使用する為だったのか。

このクルマ、やはりただものではない。

そういえば、パンタジャッキは??
コレも希少

荷物スペースに見えるのは、純正で用意されていたサブウーファーです。

推奨取付位置は助手席の足元だったか…とはいえ、そんなところのそんなものを置いたら蹴っ飛ばされてしまう事でしょう。

今となってはコレも希少。わたしも実物を見たのははじめてでした。純正OPカタログには良く載っていて、「こんなのあるんだ」くらいには認識していましたが。

カプチーノ純正のシートカバーが用意されていたことも、もしかしたら知らない人が多くなってるかもしれないです。

ロゴ入りで、シート形状にぴったり合わせたこのシートカバー。確か価格が異なるものが2種類あった気がします。

ロゴマークの刺繍、シート形状に合わせた生地の使い分けと、なかなかクルマにマッチしています。

実はコレも初めて見た

まだあるの?

社外品でも同形状のものはあるが

てんこ盛りのOP装備はまだあり、このニーパッドは純正OP。同形状の社外品もありますが、純正品ていうところがまた…

そして当たり前のようにキックプレート(めっき)も装備されています。

さらに、ダッシュボードには電装ドアミラーのスイッチが…いやいや、凄いなこのクルマは。

純正オーディオ
輸出ウインカーユニット

失われつつある純正カセットデッキ、輸出仕様のウインカーユニット。

ほかにも、OPと同形状のホイール(スズキ他車OPの流用とか)など、見どころ満載のこのクルマ。

オーナーさんは元よりOP満載のこのクルマと長い時を過ごしながら、オークション等に出たOPを収集していたらしく、まさに走る資料そのものともいえる装備群を纏っています。

いやいや、コレは凄い。

クルマの愛し方はそれぞれ。こういうように時を重ねながら、クルマと付き合ってゆくというのもまた、とても素晴らしい趣味と言えるのではないでしょうか。

ニーパッドがちらりと見える。これも純OP

まだ続きます

次回も、会場で見掛けた「アツいクルマ達」を紹介します。

まだまだ内容の濃いイベント「オープンカフェ」

次回以降も、いろいろ紹介してゆきます。お楽しみに!

このシリーズを最初から

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