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カプチーノの空調を何とかする(2)

カプチーノの空調を何とかする(2)
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部品が無い→こわい

今回の故障のおさらい

①「風量1・2」の時に風が出ない②「風量3」の時は風が出る。

なお、カプチーノは風量調整は0・1・2・3の3段階です。普通車の4段階より一つ少ないです。

前回の記事はコチラから

今回は、この故障の原因と解決策を見てゆこうと思います。

まずはブロアファン

前回(昨年)の故障の際はブロアファンが原因でしたが、清掃のみで元に戻しているので今回はそこから疑います。

カプチーノのブロアファンは製造廃止になっているため、今回も部品は中古で調達します。

カプチーノで探しても数は多くヒットしませんが、平成ヒトケタのスズキの軽乗用車には品番が合致するものも多いので、ココは車種を絞り込まず探してみます。

走行距離と完全にはリンクしませんが、走行距離が短め→稼働時間が短めという仮説を立て、「31年で23万キロよりはずいぶんマシ」な車体から外されたもので、価格が妥当な線のものを選んでみました。

某オークションで即決でした。

恒例の「イナバウアー」大会

カプチーノのブロアモーターにアクセスするのは、前回も説明した通りで難しくないけど厄介な作業です。

前回の写真の流用ですが、ちょうどオーディオの裏側に位置するので、見えるのですがアクセスがとても大変です。

取り外しもハーネス1本とねじ3本(6角)ですが、…とにかく姿勢が厳しいです。

カプチーノはドアシルの高いクルマなので、仰向けにアクセスすると背中を逸らす感じになります。イナバウアー状態です。

購入したブロアモーターを見てみましょう。

昨年取り付けに関しては予習済なので、さほど手こずるとは思っていませんが(除くイナバウアー体勢)、肝心のモーターはどうでしょうか。

一応実働品として購入しました。

羽根は汚れてますが、コレは昨年掃除した今クルマについているものと交換します。

モーターのブラシが摩耗してないとイイのですが、さてどうでしょう。

摩耗してない訳ではないですが、これくらいあれば当面はしのげそうです。このブロアーモーターを使用しているうちに、今使ってるモーターを修理するなど、方法を考えます。

簡単な修理方法ではブラシ(写真の四角い塊2個)を交換すればよいのですが、その他にもベアリングを使用していたり、汚れがひどいなどあるので可能であればプロにゆだねた方がイイかもしれません。

いずれにせよ、このモーターが稼働品であれば…

修理は交換で完了というところです。

そんなに甘くない((´;ω;`)

交換して、試しました。固定する前に通電…症状変わらず。そうなると原因は何でしょうか。

この写真で、真ん中に見えるハーネスが抜けた黒い端子の奥に、「ブロアーモーターレジスタ」という部品がいます。

この部品は、空調の風量をコントールする部品で、空調が完全に出ない場合にはモーター自体の異常の事が多く、特定の段数が出ない場合にはこのレジスタが断線している場合が多いのです。

今回は、ブロアーモーターに不安を抱えていたのでまずはブロアーモーターの交換をしようと考えていましたが、こちらの不良も原因としては十分にあり得るので、一応両にらみで考えていました。

ただし、部品は製造廃止です。(新品でもいくらもしない部品でしたが)

今回購入したブロアーモーターには、ブロアーモーターレジスタも中古ですが付属しています。

この部品です。(配線は廃車から切り離したものので使用しない)

わたしのクルマのブロアーモーターレジスタが壊れていたとして、コレが生きていれば、交換すればとりあえずは直ります。

根本治癒には新品が一番ですが、何せもう製造していないものなので…

ただ、まだ中古は手に入ります。

カプチーノから取り出したものは、品番は同じハズながら形状が異なり、てっぺんに接点がついていました。そしてその接点が半田剥がれで切れています。

購入したものはこちら。

てっぺんに接点がありません。

外観上の違いがあるので少々不安でしたが、適合上は同品番なので、同じものもしくは改良品であろうという事で、コレをつけてゆきます。

取り付けはビス1本ですが、体勢が…

結論…直りました

結論から言うと、コレで風量は1・2とも復活しました。ブロアーモーターの具合もとりあえずは良さそうです。

コレで、今年の夏は(とりあえず)快適に過ごせそう。そう思っていました。

そう、あの異音が聞こえるまでは…

そして、この話に繋がるのです。

順序としては、空調がおかしい→直した→異音が…

こちらも、修理を行っています。

修理の結果、原因、修理後の様子は次回以降に。

今回はココまで、次回に続きます。お楽しみに!

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