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塗装 劣化は、避けられない

塗装 劣化は、避けられない
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久しぶりにお金のかかる話です。

少し古いクルマに乗るメリット。

自分が10代~20代のころに接していたクルマ。具体的には、昭和60年代~平成一桁当たりのクルマが特に好きです。

クルマは何でも好きですが、自分の心に訴えるのは、学生から社会人になりたての頃に熱い視線を送ったクルマ。決心さえすれば購入できたクルマ。もちろん、当たりはずれはあるのですが、その年代のクルマが特に好きです。

私のイメージでは、中古で探しても値段がこなれていて、それでいて楽しい。クルマ選びの選択肢を増やしてくれる。それが少し古いクルマだと思っています。

いわゆる「旧車ど真ん中」なクルマと比べても、日常使用も可能であったり、まだメンテナンスも簡単であることもメリットと思っています。

最近、薄れつつあるメリット。

最近は、私の好きな年代のクルマはどんどん相場が上がってきて、とうとうか。という印象を持っています。

自分が「売り手」として手放すときには二束三文。仕上がって店頭に並ぶときには高嶺の花。

中古車は、仕入れ元が手を入れてから販売することが一般的で、かつ利益を確保しないといけないので、それはそれで当然ですが。

「保証なし素渡し〇万円!」だったクルマが「仕上げ済○○〇万円!」が常識となると、素渡しのクルマを買って、自分でメンテして、完璧じゃないけど俺のクルマ…はなかなか難しくなったかな、と思うのです。

少し古いクルマに乗るデメリット。

デメリットですが、これはもう「新車のようにはいかない」ことだと思います。

クルマは3万点の部品からなる消耗品の集合体云々、使用劣化、経年劣化云々とは言われますが。

タイミングによっては、一気に色々と劣化や寿命が露呈するので、時にまとまった出費が発生する。

私は、緊急度(クルマがだめになる、法的に問題、車検に通らない、危ない)と部位別(外観、内装、機械部品)で、すぐ直す、そのうち直す、だましだまし使う、見なかったことにする、など対応を分けています。

だましだまし使う、見なかったことにするの比率が高いのはさておき。

こういうクルマを取り上げる以上、部品の劣化は避けられない、お金も時にまとまって掛かる、ことは知っておいてほしいこと、思います。

お金を掛けたくない!ときは。

私は、自分でできること、できないことを切り分けて、できることはできるだけ自分でやる。ただ、できるけど仕事に影響する(休まないといけないなど)ことや、できない(機材、テクニック、場所を持っていない)ものはプロにお任せする。としています。多くの人がそうだと思います。

プロにお願いする際は、直接足を運んで、複数の意見を集めて、コスト含めて自分が納得できるかで判断をすることを心掛けています。最近は、一般のお客さんに対応してくれるお店も増えました。

話が長くなりましたが。

今回は、自分ではどうすることもできない「塗装」の話です。塗装、外観はクルマ維持の中でもお金がかかり、かつ素人では手が出しにくいものです。

今回はルーフです。写真のとおり、塗装が剥げて地金が出ている状態になっています。

今回、およそ10年前に一度塗ったところが剝がれてきました。定期的に手を入れないといけないのは、少し古いクルマに乗る以上覚悟せねばならない点だと思います。

…ガレージ、屋根付き車庫があればいいのですが。基本露天駐車なんです。

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