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トヨタ産業技術記念館を訪ねる(3)

トヨタ産業技術記念館を訪ねる(3)
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クルマの進化の歴史と…

企業の展示施設の紹介ですが、宣伝の意図はありません。皆様のご参考になれば幸いです。

前回からの続きです。

クルマと安全性

クルマは楽しい反面、時として危険な乗り物になります。現代では、アクティブセーフティが発達しているので「事故を回避するための技術」も多く見受けられますが、「もしも」の時に身を守ってくれる、「パッシブセーフティー」についても、重要視される必要があるな、と思います。

衝撃的な写真ですが、「プラッツ」のオフセット衝突実験後のボディです。

前後ドアの合わせ目は完全にズレてしまうような歪みが生じていますが、2枚目の写真では、レッグスペースが無事な点に驚きました。

プラッツは2000年前後のクルマですので、その頃より衝突安全ボディの実践がされていたという事です。(トヨタでは「GOA」という名称で展開していたと思います)

時代を彩ったクルマ達。

駆け足で展示物を見てゆきます。ココからフロアを降りると、下にはいろいろなクルマが居ます。

初代クラウンです。このブログでは、神奈川トヨタ様の「ひゃくばんクラウン」で紹介したことがありました。(つまり兄弟という事ですね)

なんと!ココの館内にはグレード違いで2台のクラウンが存在します。

ボディデザインは同一ながら、ボディの加飾が異なる2台。違いを比べるのも興味深いです。

それにしても、クラウンのデザインは温かみがあってイイですね。

観音開きのドア、ロック解除のボタン、ドアハンドル。優しい曲面でデザインされています。

世代が異なるコロナ。1枚目は「バリカンコロナ」と称され、2枚目は「安全コロナ」と呼ばれていました。デザインの変遷が見て取れます。

「カローラスプリンター」カローラのラインアップとして与えられた「スプリンター」のサブネーム。この次のモデルでは兄弟車となります。

初代ソアラ。この日も現地の駐車場で多く見掛けた、いまだ高い人気を誇るソアラは、1981年に登場しました。

たくさんのソアラを見た話はココにあります
前回紹介したドライブトレーンは、初代ソアラのものでした
ソアラといえば、このクオーターサンシェードが印象に残ります。

FF化に慎重だったトヨタが、既存車種をFF化するのではなく、ブランニューとして市場に出したターセル。縦置きFFを採用している為か、ボンネットが長いです。

しかしこのターセルはちょっと不思議なクルマでした。

カローラのサブネーム・存在しないミラー。

左ハンドルだ!

輸出仕様車は「カローラ」のネーミングを与えられています。既に初代ターセル・コルサでもかなり希少な存在ですが、輸出仕様車となればさらにその存在は希少なものになるのではないでしょうか。

いやいや本当に侮っていました。本当に、興味を惹く展示ばかりの素晴らしい空間です。

長くなりますが、次回に続きます。

場所などの紹介

下記にリンクを貼っておきます。(じっくり読みこんでからの訪問を強く推奨します)

下画像はスマホ画面をキャプチャ(埋め込みができなかった為、HPの雰囲気をお伝えします)

https://www.tcmit.org/

地図も貼っておきます。

このシリーズを最初から

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