至福の時間
- 2022.09.26
- 近況
改めて問う「自分にとってクルマとは」。
趣味は、自らを励ましてくれる。
自分の身辺がなかなか落ち着かず、クルマに乗ることもいじることも中途半端になっていました。
免許を取って、もしかすると免許を取る前からかもしれませんが、クルマは私にとってのアイデンティティであり、自分が惚れたクルマは長く乗るスタイルを貫いてきました。
父親が大切にしてきたクルマ、私が惚れたクルマ。様々ありますが、どれも自分の記憶の一部、大げさに言えば、自分を構成するモノの大きな一つであると思っています。
そりゃ風当たりは厳しいですよ
いろいろあって、現在は3台のクルマを同時並行的にメンテナンスしています。当然、周囲の理解など得られるはずもなく、そもそもちょっと古いクルマに固執している時点で理解など得られないです。
MTなんか不便でしょ?渋滞の時追従しないの?維持にお金かかるでしょ?燃費が悪いでしょ?部品もうないでしょ?(←これはマジで痛い)無駄じゃん!(←むぅ…)
本人もわかっています。クルマを趣味としているゆえ、最近のクルマに乗ることもありますし、その際にはどのような部分が進化しているかを観察して「ああ、すごいな」と思うこともかなり多いです。
例えば、
数年前、(2022年現在ですでに先代となっている)初代レヴォーグを借りたときは、前車追従やステアリングアシストなどを堪能し、24時間で1,300キロを走行しても大して疲れないことに驚きました。同じことを自分のクルマでやったらただ事ではないな。
旅程終盤の、高速の長い長い渋滞にはまりながら、これはすごいぞと実感しました。
運転して楽しく、疲労も少ない。燃費だって少なくともリッター一桁ということはない、「ああ、いいな」と思えるクルマでした。
クルマは贅沢品
私にとって、クルマは贅沢品と思います。私の環境では、最悪なくても何とかなるし、必要であればレンタカーやカーシェアで借りることもできる。先ほどのレヴォーグのように。
それでもクルマを所有する。それも、自分の好きなクルマを所有する。それが、その人によって、入手する対価としての金銭か、また維持するための時間か、労力かなどの違いは当然あります。
いずれにしても、それが贅沢であることを認識して、だからこそ様々なものを駆使して、色々と工夫しながら、今のこの時間ができるだけ長く続くように願って、維持しています。
ただ、どこかに行きたかったんだ。
理由などなく、この日はどこかに行きたかった。だから、クルマを出しました。
幾分涼しくなった夜風が気持ちいい。
今、身辺が落ち着かないゆえ、
頭の中が整理されているとは言えない。まるで今日のブログの文章のようだ。
でも、時間をかけて整理してゆけばいい。焦らないで、できることとやるべきことを進めて、自分の大切にしたいものを守るんだ。
頑張らないとね。
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