180SXのステアリングを巻き直す(4)

前から気になっていたステアリングの劣化。ステアリングの巻き直しを依頼し、現物を送付するよという事で話がまとまりました。今回は劣化の観察といよいよ発送です。
※このシリーズは、わたしが依頼した施工業者様「CAR WASH SERVICE 888 様」に許可を頂きまして、その内容を紹介させて頂いております。
このシリーズの記事に、宣伝等の意図はございません。また、宣伝依頼を受けて作成した記事でない事を書き添えておきます。
この記事をご覧になって、該当業者様を含む業者様に依頼されたことの責任は、当ブログでは負う事が出来ません(当ブログは作業紹介であり、業者様斡旋の意図はありません)。
また作業取次等も出来ませんので、作業依頼検討時は、ご自身で依頼先にコミュニケーションを取って頂いて、ご確認、ご判断を頂き、ご自身の責任で依頼するようにお願いいたします。
以下、読み進めていただく場合はご了解いただけたものとします。
非常に説教じみていて恐縮なのですが、ブログを見ている皆様がご自身ご納得の上、趣味を楽しんで頂ける為に、どうぞよろしくお願いいたします。
ご了解いただけない方は→こちら(トップページに戻ります)
外したステアリングをじっくり見る
それでは改めて、外したステアリングをじっくり見ましょう。
劣化具合はどうなのか
外してみると、改めて劣化具合を感じます。
一度見て頂いた写真にはなりますが、コレはなかなかひどい。
手触りはガサガサで見た目も悪い。コレじゃあ、ちょっとなぁ・・・って思うのもご理解いただけるのではないかと思います。
数年単位で悩んでいた部分になります。ただ、修理に出すとそれなりの金額になるのも事実。
新しいステアリングを購入するか。巻き直すか。ずっと考えてました。


こちらも再掲です。
ひと昔みたいに、並行輸入のステアリングがガンガン入ってくるような状況で、特価で入手できれば、買い直しちゃった方がお安いんですよ。
ただ、エアバッグが標準化される頃から、ステアリングの特売はずいぶん減りました。昔はカーショップの定番商品でしたが…
ともあれ、ステアリングの価格は高騰気味。
MOMOのレース。長いこと定番ですが、(この記事を書いている2025年2月現在)円安が進行している事と、需要と供給の問題か、価格は常に高騰気味。というか90年代から2000年代の前半が安すぎたんですよね…そしてセンターパッドありのタイプは、ずいぶん減ってしまった印象を受けます。
さて手持ちステアリングに戻ります。
1996年当時のステアリング。現在の流行とはやっぱり異なるデザインではあります。
なので、コレと同じもの、似たものを新品入手するのはもう難しいかなと。
もし、程度の悪いステアリングを巻き直し前提で入手するなら、さらに費用が掛かりますが、今回は自分の手持ちでもあったので、折角だから巻き直してみよう!となりました。
巻き直し自体にも、相当興味があったので。

梱包する
さて梱包しましょう。もし、巻き直しの結果が良好であれば、今後もステアリングを巻き直していただこうかな、という算段があり、梱包資材は繰り返し使えるように作成してみました。

…なんてエラそーな事を言っても、結局は家に転がっている段ボールのリニューアルに過ぎないんですが。
クルマ趣味をしてると大きな段ボールはたまりがち。その段ボールの中で、条件を満たしてそうなものを引っ張り出してきます。
そして、内容物(ステアリングですね)のサイズを考えて段ボールを切った貼ったします。
コレは、以前通販でバッテリーを購入した時の、巨大な外箱を流用しています。
今回のように社外品のボスを使用するステアリングは、ボスは外した状態で送付するのでこのように荷姿はコンパクトに出来ますが、純正タイプだとボス一体部分も入るのでこの梱包では入らない…
当面、ボス一体型のステアリングは送る気はないのでコレでよいかなと。
あと、サイズは重要です。

梱包を真剣にやった理由は、「梱包サイズを小さく出来れば輸送代が下がるから」です。今回依頼する「CAR WASH SERVICE 888 様」は、基本発送した時の荷姿のまま返送されるので、ココで梱包をいたずらに大きくすると、往復で輸送費用が上がります(少しかもしれないですが…)。
ともあれ、コレを送ります。送り先は北海道。作業は年末年始を挟むため、1か月半程度の期間を待つこととなります。
今回の依頼内容は
ではここで、今回の依頼内容を確認します。

写真で区切った通り、通常のメニューであれば4分割となり、こんな感じでの区切りの中で、色やディンプルの有り無しを設定できます。
なので例えば、握り手部分(左右)のみブラックディンプル。もしくは上下のみグレーで握り手はブラック。などの選択も可能です。
(2025年2月現在)通常料金でイケるので、コレはイイかもしれない。

ただ、今回わたしは純正っぽい佇まいに拘り(なんだかわからない拘りだ)、一本巻きのオプションを選択し、革は標準の黒革・ディンプルなしとしてステッチもブラックとしています。
このステアリングの雰囲気と純正チックな雰囲気を、極力残そうかな、と思いました。
次回に続きます
長いシリーズになりましたが、次回は、戻ってきたステアリングの装着後シーンを見て頂けると思います。
次回もお楽しみに!
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