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カプチーノ襟巻きリフレッシュ作戦(3)

カプチーノ襟巻きリフレッシュ作戦(3)
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「カプチーノの襟巻きリフレッシュ大作戦」。前回はその他の構成部品を紹介しました。今回は、いよいよ分解をしてゆきます。

分解する

分解してゆきます。カプチーノの「襟巻き」と呼んでいる部品は、前回紹介した通り

〇リアガーニッシュ本体

〇ハイマウントストップランプ

〇モールディング(ゴム) ※その他ブラケット・ビス類・配線など

で構成されています。外すときは、まずはガーニッシュ本体を車両から取り外します。そうすると、上記部品はセットで外れるという認識で、よいと思います。

取り外しの準備

カプチーノあるあるですが、ひとつの部品にアクセスするために結構な付帯作業が待ってる。

今回もそんな感じです。

まずはお約束ともいえるセンターコンソールを外します。

カプチーノはセンターコンソールとオーディオパネル・リアの荷物トレイがつながった構造をしているので、ココにアクセスする時はほぼこの作業があると思っておけば…

なお、メーター周りの作業は外さなくてもイケます(それはそれで別に面倒)。

何回脱着したかな…
脱着の繰り返しで段々立て付けが…

センターコンソールを外したら、後ろ側のルームランプやリアガラス格納用のレバー周りを外し、トレーのパネルを外してゆきます。

トレーのパネルは右・左、中の3枚から構成されています。

この時に、リアの水回りがおかしなことになっていないか確認するといいと思います。

こうすることで、襟巻きを止めているビスにアクセスできるようになりますが、やはりというか絶妙にビスにアクセスしにくくなっています。

ビス自体はプラスねじで、合計6本(だったかな)で止まっているだけなので、特殊工具は要らないですし、実際そのうちの4本は割と容易にハズせますが、残りの2本が「何でこんなところにねじをつけたんだ」みたいなことになっています。

カプチーノあるある、なんですが。

構造上この下には水が入ってくる(みたい)
ココはアクセスしやすい(原状回復後)
この場所が…(写真は原状回復後)

写真でマル囲いした部分(片側3か所・合計6か所)のねじのうち、ドアに近い部分のねじがアクセス性、作業性ともに非常に悪い。かなりイライラする事請け合いです。

リベットあり(カタログから)

このクルマに装着されている襟巻きは、対策部品のリベットのあるタイプですが、初期モデルのモノ(リベットなし)は、ドアに近い所の取り外し方法が異なり、さらにこの部分が非常にもろいという話を聞きます。

自車のこの部分を見て、対策前部品(リベットなし)の場合は外し方が異なるかも…とご認識頂けると幸いです。

センターに近い部分のねじは、リアトレーを装着したままでも確認できます。

リアトレーをクルマから外す

ここまで来たら外しますが、注意点がいくつか。

外れた…

襟巻き自体が大きく、しかも端に行く程華奢なつくりになっているので、クルマから取り外すときに壊さないように。

このクルマの襟巻きを外すのは、わたしは初めてですが、以前外した(交換した)ことがあるようです。その時にやはりちょっと何かやらかしたようで。

その話は、またあとで触れるとします。

襟巻きの裏面(ボディ側)には、固定用のステーなどが固定されています。先ほどのリベットも、このステーを固定するためのものですが。

襟巻きをボディから抜く時に、「コの字」のカタチをしていることに留意して、襟巻きの端っこでボディの横を傷つけない様に配慮する必要があります。

…エラそーな事言って、わたしは思いっきり傷つけました。ええ。コンパウンドで磨いて何とかなりましたが。

あーあ…
とれたー

外すときは、ハイマウントストップランプの配線が接続されていることに留意して、作業を進めてくださいね。

掃除する

ああ…きたない

外したところは、砂などの汚れがこびりついているので、この際奇麗にしておきます。

今回、わたしのカプチーノのこの部分には顕著なさびや傷みは見受けられなかったので、まぁ安心はしましたが、こういうクルマって外してみて患部を発見することも多いので、非常に厄介ですよね…

ともあれ、掃除をしてゆきます。

やっぱり
きたない

掃除前の写真ではちょっとわかりにくかったですが、拭き取ったとの写真では、この部分の造形が多少わかりやすいかと思います。

結構、複雑な形をしています。

デザイン性、ルーフ(リアウインドウ)格納時の動作影響、などなどでかなり設計時に苦心したような造形だなと感じました。

試作モデルは襟巻きが仕舞い切れていないし…

拭き取ると何だかちょっと判る気が
ハイマウントの配線を逃がすような形
このくぼみがそういう事なのか??

部品について(再掲)

下記に、部品群を紹介しておきます。詳しくは以前のページをご参照頂けると幸いです。

モールディング

コレは新品でないと

コレは2025年1月現在まだ入手可能

ガーニッシュ本体

ガーニッシュ本体は、ネットでの新品価格も高騰傾向。今(2025年1月)見たらリンクしたページもなくなっています。

しかも供給が延々続くとは考えにくいので、修理の際は中古品を視野に入れる必要がありそうです。

ただ、物がデカいのと、端の部分は壊れやすいので中古といっても…

ココの塗装は紫外線にも弱いので、塗り直しは必須と考えておく必要があり、そうすると中古とはいえ、結局そこそこ高価になっちゃいますよね。

ハイマウントランプ

検索しても出てこない…

少し前までは(高価ながら)見つかりやすかったハイマウントランプ。今(2025年1月現在)検索しても、新品がヒットしないのです。ウーム…

ただこれに関しては、現物修理も可能ですので、今あるものもしくは中古で入手したものを整えるという事を、考慮しておいてもイイかと思います(現物修理はココを参照)。

ステッカー

製造廃止なんですよね…

リアのガーニッシュ同色の「SUZUKI」ステッカーは廃盤です。コレは、今回は割とお手軽な方法で何とかしようと考えています。

次回以降に続きます

今回は、ガーニッシュの取り外しを紹介しました。次回はその続きになると思います。

今回のブログは以上です。次回以降もお楽しみに!

この話を最初から

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