ガソリンの蓋は劣化するのか(3)
やっと先が見えてきました
前回からの続きです。
前回は180SXの燃料キャップをカプチーノに流用しようとした、その顛末を記事にしましたが…
今回、代わりのものを入手できたのでコレで試してみようと思っています。
前回までのあらすじ
カプチーノに180SXのキャップを流用しようとしたら
180SX純正の方がチョット小さい気がする…
という事で、代わりの蓋を入手しました。
キャップの蓋アレコレ
以前、最近の新車に導入されている「1回だけカチッ」というキャップを試したことがあります。
装着もすんなりゆきましたが、キャップのネジ山の掛かりが少ない(1山程度)という理由で、いったんノーマルに戻してそのままになっていました。
今回は、クルマの年式と近しい所での部品を探してみたいと思っています。
キャップを調達する
今回、狙いをつけたのは「トヨタ純正品」(の互換品)でした。
コレは、流用情報が豊富にある事、入手が割と簡単なこと、そして何より廉価であることなどが理由です。
この写真で示しているのは、トヨタの純正互換品(海外向けとの事)で、使い勝手としてはスズキ純正と近い、ロックを何回もカチカチできるタイプとなります。
最初は解体外しの中古品(=純正品)を某オークションで入手しようと思いましたが…通販系サイトで新品の購入は出来ます。
各種通販サイトでも、同等品が見つかります
海外からの発送という事で待つこと1週間強。届いたものをまずは見てみます。
海外から購入したキャップ
今回わたしは海外系の通販サイトを使用しましたが、無事届きました。詳細を見てゆきます。
みんな大スキ?海外仕様チックな注意喚起の文章入りのキャップ。
商品説明などを見ると、90年代~00年代のトヨタ車に幅広い適応があるようで、とりあえずこれを購入してみよう、という事になりました。
眺めて、振ってみて(?)、色々やってみましたが特に問題は無いようです。
裏から見るとこんな感じ。減圧用の仕掛けがされています。また、以前の日産用と比較するとキャップの外側が広くとられているようです。
ここを見てもなかなか良さそうな印象を持っています。
ただ、コレは「トヨタ純正互換品」。品質について完全に保証はされていませんが…
スズキ純正品と比較
スズキ純正品と並べてみました。キャップはトヨタタイプの方がまだいくらか小ぶり。
スズキ純正の方もパッキンの周囲にガイドがあって、恐らくここに給油口のフチが接するのだと思いますが、ここの部分に関してはトヨタタイプと置き換えても、そこまでタイトにはならなそうです。
もちろんネジ山は互換性があるという前提ですが…
何回目の写真になるのやら…
コレが純正の状態です。今回の事で感じたのが、「スズキのキャップって蓋が大きいな」という事です。
カプチーノの場合、部品の取付のプラスビスがあるのでそこの位置で対比してみると、他のキャップがこじんまりしているのが判ると思います。
トヨタ互換タイプは…
問題なく装着可能な様です。
もちろん、「カチカチ」という手ごたえも含めて異常は感じられません。
見た目も、さりげなく入った英文表記の注意喚起がなかなかステキです。
品質に関しては、使用しないと判らないですが、しばらくは慎重に観察してみましょう。
燃料計の針は…
もう一つの懸念、燃料計の針はどうなるのかな?というところです。蓋を交換したその日に燃料を満タン補給し、次の週末まで1週間置いてみました。
そのうえで、エンジンを掛けずにイグニッションをON位置に回して、指針の位置を確認します。
なおカプチーノはイグニッションをACCやオフ(鍵を抜く)と、燃料計の針はゼロに戻ります。
こっちに関しても要観察。実際に、動かすと指針が変わる可能性もあるので、しばらくは様子見かな…という感じです。
今回の話題はココまで。次回もよろしくお願いします。
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