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カプチーノのクラッチ異音を直す(1)

カプチーノのクラッチ異音を直す(1)
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ちょっとあの音は…

空調も直り、コレで快適なGWが過ごせるわい、と思った2024年の4月末。

ブロアモーター修理しました

そして出掛けたドライブ。そこで…

異音が出る訳です

今回からは、異音の原因とその修理の過程を紹介してゆきます。

状況を整理すると

今回、動画の通りで「クラッチを踏むと異音が出る」という症状が起こりました。

クラッチを放している時(走行中を含めて)は何も問題が無い。クラッチも滑ったりしていない。

クラッチを踏み込んでゆくと、音がどんどん大きくなる。ただしギアの操作には今のところ影響はない。

音の種類としては「何か擦っているような」音で、場所も含めて回転しているクラッチ系で何かが起きている事は明らか。

ざっとこのような感じになります。

症状に気付いた時から約100キロほど走行して、自宅に戻しましたが、それ以降は極力乗らないようにして修理の予定を入れるようにします。

並行して、部品の価格・調達についても調査しておくこととします。

修理前にディーラーさんで確認したところ、クラッチ関係の部品を交換するという方針は決まりました。

(画像はAISIN様のHPより)

クラッチの構造は、ペダルを踏み込んだ時に中央のベアリングが周囲のばね(ダイアフラムスプリング)を押して、その作用でクラッチ板をフライホイールから離します。

コレでで動力の断続を行います。

マルで囲った部分が、クラッチを断続させるときにクラッチカバー(ダイアフラムスプリング)に接触する「レリーズベアリング」です。

コレがクラッチ操作に伴い、クラッチカバーに押し付けられたり離れたりします。

本来充分な強度を持っていますが、ベアリングである以上寿命があり、寿命を迎えるとスムースな回転が出来なくなります。そうすると…

クラッチカバーとの接触面が擦れてしまい音が出ます。(説明が判りにくくて恐縮です)

この部品を交換するにあたり、クラッチカバー・クラッチディスク・パイロットベアリングの4点で交換するのが一般的です。

交換するにはミッション脱着が必須になるので、消耗品は一斉に交換します。

クラッチ部品を探す

クラッチ周りの部品は、整備工場と並行して、わたしも探してみる事にしました。持ち込みでもOKとの事だったので、納得のいく部品があればと思います(後述)。

なお、カプチーノの純正互換タイプのクラッチディスクは、スプリングが3本のものと4本のものが存在し、良く聞くのは「4本タイプの方が振動が少ない」という噂です。

それもあり、今回は確実に4本タイプのクラッチディスクがセットになっている「AISIN」様の部品を使用しました。

なお、DJブランド(ドライブジョイはトヨタ系の純正互換品ブランド名)で使用されているクラッチも、中身はAISIN製との事です。

クルマはそのまま入庫

今回、修理相談を行ったディーラーさんに、そのまま預かる事としました。理由としては、このまま使用していると「路上で止まってしまう」「他の部分に破損が及ぶリスクが増えてしまう」という事で、相談即入院になりました。

今回のブログは以上です。次回、修理の経緯をお伝えします。次回もお楽しみに!

このシリーズを最初から

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