過去の愛車紹介(2)　サニーRZ-1

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この記事は、過去のわたしの愛車について触れています。

写真は、もっといいものが見つかれば更新します。

ナンバーにパーツを後付けして位置下げて、、、車名ロゴ入れたり、コドモだなぁ。

昭和６３年式 ニッサン サニーRZ-1（E-EB12)

自分のクルマが欲しかった。

たびたび話に出てくる、白いカローラレビンですが、本当に格好いいと思っていました。個人的に不満だったのは、「なぜ1600で買わなかったの？」これに尽きます。

私の想像（というより、妄想なのですが）では、1500の実用エンジン（一応、ツインカムは名乗っていたけど、いわゆるスポーツツインカムではない）と、当時から名エンジンとの呼び声高い4A-Gだと、おそらく相当の差があるのではないかな、と思っていました。

高回転までスポーツツインカムを堪能したい。それに、自分のクルマを所有することに強い憧れがありました。学生最後の夏。就職の内定を得たその日に、貯めていたお金を握りしめて、雑誌で見かけた中古屋さんに行ったのです。

本当はAE92レビンが欲しかったけど。

家で乗っているレビンと同じものを購入しても面白くないし、当時わたしは曲がり屋さんだったので、人と同じクルマはちょっとな。と思っていました。友人は赤いシルビアを大事にしている。それを見るにつれ、ちょっと日産車にも乗ってみたいなと思いました。

ツインカム！NISMO！激安！

わたしはS13のような、流麗なクルマも好きでしたが、当時は直線基調のクルマもまだまだ多かった。トヨタのレビンに比べると知名度は落ちるが、立派にスポーツツインカムを搭載し、グレード名は「TWINCAM NISMO」。しかも、当時そこそこ人気であった92レビンより少し相場も低め。

とりあえず実物を見てみることにして。まあ、7年落ちの中古車でしたがそこそこ傷んでました。でも、まあ許容範囲かな。かくしてわたしは学生のうちに、自分の愛車を手にすることができました。

このクルマ、世間では知名度がない？

本体価格＋諸費用でも激安といえるクルマ。でも、自分にとっては初めての愛車。学生最後の半年は、単位も取り終わって余裕もある。お金は厳しかったけど、そこは友人からの情報や足で稼いだ情報で、へこんでいるリアガーニッシュを中古部品で交換したり、タイヤは特売の時を狙って（それでもヨコハマのGrand Prix M3）購入したり。

タイヤ交換の時にカーショップに持って行ったら、金髪のおねーちゃんから「黒のレビンのお客様ぁ」と言われたのは寂しかったな。知名度は、当時から低かったと思います。

社会人になってからは、友人が遠方に赴任になった先に遊びに行くのには活躍しました。大きなタイヤ屋さんや解体屋、中古部品屋さんをめぐり、このクルマ用のダウンサスなど手に入れたりしました。

一瞬だった、一年半。

エンジンはイメージしていた軽やかな回転とは程遠い、野太い感じの荒々しい鼓動。ただ、骨太感はすごかった。それまで家で乗っていた白いレビンの優等生エンジンと比べると、随分と荒いものでした。

お金は全然なかったけど、時間はたっぷりあった自分と行動を共にしてくれた、ちょっと変わったクルマ。部品共販で純正ステッカーを注文したものの、純正位置に貼っても面白くないと貼り位置を変えたり、社会人1年目が終わるまで、一年半を過ごしました。

この時に赤いシルビアの友人の勧めで日産ディーラーに出入りするようになり、以後30年近く自分のクルマの面倒を見てくれたディーラーマン氏との縁を作ってくれたのもこのクルマ。もし、あの時レビンにしていたら。もしかしたら今のクルマ好きスタイルはちょっと違っていたかもしれません。

最近、ネット界隈で見かけるよ・・・？

そんなRZ-1から念願のシルビアに乗り換え、さらに180SXに乗り換えて相当の時間が経過していますが、最近媒体にこのクルマが出てくるようになった。日産のヘリテイジコレクションに、黒いサニーRZ-1があるので、それで時々媒体に出てくるようです。

現役当時から、知名度は今一つだったかもしれませんが、意外と覚えている人も多いクルマ。わたしも、日産ヘリテイジコレクションにて所蔵されているサニーRZ-1を直接見ました。色は黒、グレードはTWINCAM NISMO。もちろんわたしの個体ではないですが、ああ、懐かしいなと思ってしまいます。

SpecSheet

車名：ニッサン　型式：E-EB12　原動機：CA16(DE)　排気量：1.59リットル

長さ：423センチ　幅：166センチ　高さ：133センチ　重量：1090キロ

所有期間：1994（平成6）年～1996（平成8）年

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