愛車紹介(2)　180SX

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この記事は、現在のわたしの愛車について触れています。文中の年数は2022年現在です。

平成10年式 日産180SX（E-RPS13)

平成10年からの付き合い。

平成10年10月、生産終了直前にオーダーして購入した、私の愛車です。

このクルマに乗る前、私の愛車はS13シルビアでした。（1800cc・NA）とても気に入っていたのですが、腐食が見つかってしまい、とりあえずの補修はできそうでしたが、長期維持するにはちょっと厳しい状況でした。

当時は、シルビアのほうが好きだった。

当時懇意にしていたディーラーに、NAで走行距離の短いS13シルビアを探してほしいと依頼しましたが、希望を満たすものがありませんでした。その時、アドバイスを貰ったのが、自身もZ31を乗り継いでいたという日産のセールスさんでした。

新車で購入できること、の意味。

「自分もZ31を2台乗り継いだ。1台目の程度が納得がいかなかったので2台目に乗り換えたが、結局納得いく程度にすることはできず、諦めるしかなかった」

「もし、S13という車が好きならば、180SXに乗ってみるといい。君も、程度に納得できず買い替えるならば、新車で買えることの意味は大きいと思う。」

「180SXのスタイルも、きっと好きになることができると思う」…

セールストーク？いやいや。

セールスさんが新車を薦めるのは当然のこと。ただ、そのセールスさんは販売チャンネルの関係で、180SXを売ることはなかった人でした。自分から買ってくれなくても構わない、後悔はしてほしくない。彼の言葉が背中を押して、ギリギリ販売が止まる直前の180SXをオーダーしました。

他チャンネルのディーラーを紹介してもらい。

お世話になっていたディーラーでは扱いのなかった180SXを、他チャンネルのディーラーを紹介してもらう（ただし、整備は元のディーラーに依頼する）ことで、オーダーを通した180SX。平成10年10月24日。契約成立。

納車されたときには。

平成10年12月5日。晴れて180SXのキィを受け取りました。今まで乗っていたベルベットブルーのS13を手放すのは寂しかったけど、これからはこのクルマを大事にしてゆく。そう思ってディーラーを出ました。

ディーラーから出たとき、歩道の段差を乗り越えた瞬間、「ボディがしっかりしている…」と思いました。今となってはもうしっかりも何もないのでしょうがね。

納車された時、180SXはオーダーが止まっており、もう在庫しか購入できない状況でした。友人からは「新車で中古車を買った」と揶揄されたっけ。

時が経過し。

あれから20年以上。当時購入を薦めてくれたセールスさんも、購入後に面倒を見て戴いた工場長（＝最終的には店長）さんも既に現役でなくなってしまいました。

「新車で購入できることの意味」。今、改めて噛みしめています。

SpecSheet

車名：ニッサン　型式：E-RPS13改　原動機：SR20(DE)　排気量：1.98リットル

長さ：452センチ　幅：169センチ　高さ：129センチ　重量：1210キロ（管理者注：ノーマル比10キロ増）

前前重量：650キロ　後後重量：560キロ（管理者注：重量配分54：46）

車検証　改造内容　動力伝達装置　

管理者注：5MT-6MT換装　プロペラシャフト交換　公認（以上、車検証情報より）

所有期間：1998（平成10）年～

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